いや、ものすごい風です。

 外出していたのですが、途中自転車がこげなくなるくらいの強風。
il-manoのアロマでサンバ
 近くにある杉系と思われる木です。

il-manoのアロマでサンバ
 花粉が飛んできそうです。

 まだまだ、花粉症の本番はこれから。 風も恨めしい。

 さて、本題です。

 「マタニティアロマ 2010」 

 妊娠期間をおおよそ4つに区切ってお話していきたいと思います。

 ・妊娠初期 (概ね14週ぐらいまで)

 ・妊娠中期 (4~6ヶ月 14~24週ぐらい)

 ・妊娠後期 (7~10ヶ月 25週以降)

 ・分娩期  (さあ産むぞのとき)

 大体こんな感じにわけます。おおよそです。

 まず、注意点を、
 
 日本最大のアロマテラピー団体、日本アロマ環境協会の指針では、 
  ・直接肌につけない。必ず薄めて使うこと。
 ・内服、飲用しないこと。
 ・点眼しないように。

 などの注意点があげられています。どれも難しい注意ではありませんね。
  
 使用する濃度としては、1%以下とされています。1%以下の濃度での使用では、いままで 問題になった事例はないそうです。

 妊娠中と妊娠していない時の違い、
  ・お腹の中に胎児がいる。
 ・胎児の栄養は、母体がまかなっている。
 ・母体に入ったものは、胎盤というフィルターを通ることができれば、胎児にも届けられる。

 アロマの精油は胎盤のフィルターを容易に通過することができます。なので、刺激の強いものや、毒性のあるものは、注意が必要です。

 また、生理を起こす作用(通経作用)があるものも注意が必要でしょう。(一般的ではないのですが、古くから、堕胎薬として使われていたものも精油の中にはあります。精油名ペニーロイヤル)

 これらに注意をしてマタニティアロマについてお話していきたいと思います。

 Ⅰ、妊娠初期 (概ね14週ぐらいまで

 今は、妊娠検査薬が精巧で次の月経予定日前に妊娠がわかる方もいらっしゃいます。その後、産婦人科を受診して、7~8週ぐらいで胎児の心拍がかくにんされて、その後、胎児の成長を確認して母子手帳をもらいにくという感じでしょうか。

 この時期、胎児は一番大事な時期を迎えています。一個の卵から、細胞分裂を繰り返し、人間の身体になっていきます。

 妊娠初期は、アロマは芳香浴のみがいいでしょう。

 マッサージをするのなら、植物油のみで行うのが良いと思います。

  おすすめの精油は、柑橘系(オレンジ、レモン、グレープフルーツ、ベルガモット、マンダリン、ネロリ)、パルマローザ、ティートリー、ユーカリ、サンダル ウッド、イランイラン、ペパーミント、ラベンダー、カモミール、ローズウッド。(ラベンダーとカモミールには軽い通経作用があります。)

 自分の好きな香りを楽しみましょう。

 マイナートラブル対処法

1、つわり
 つわりがつらかったから、もう妊娠新したくないという人もいます。わたしも、魚のにおいがだめで、じゃこすら魚臭く、妊娠検査薬より魚の匂いのほうが妊娠がわかるんじゃないかと思うぐらいでした。

 ベルガモット、ペパーミント、グレープフルーツなど、自分が心地よい香りを携帯しましょう。

 レフレッシュスプレー = スプレーボトルに無水エタノール5㍉を入れ、好きな精油6滴、よく混ぜてから、精製水25㍉を足します。 よく振ってからスプレーしましょう!

 ハンカチに一滴たらして携帯するのも良いですよ

2、足の引きつれ(こむらがえり)
 冷えて血行が悪くなっていると起こります。 Caカルシウムが不足していても。
 とにかく暖めることと、Caカルシウムを積極的にとりましょう。 牛乳はアレルギーの元ともいわれています。Caカルシウムは、小魚や青菜からとりましょう!!

 植物油でトリートメント = 手にオイルをつけ、まずは足。ゆっくりと両手でもみましょう。次に膝から下を両手でわしづかみ、ゆっくり、なで下ろし、ゆっくりなで上げましょう。

3、胃もたれ
 この時期、消化の良いものをゆっくりかんで食べましょう。

 ハーブティー = レモングラスやペパーミントのハーブティーがすっきりさせてくれます。

 妊娠初期は不安定な時期です。無理せず、ゆったりと過ごしましょう。

 あしたは、妊娠中期のアロマについてです。 ではまた!