以前、ご紹介したこの本、

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 「中医アロマセラピー家庭の医学書—大切な人を守るための30トリートメント」
 ものすごく楽しいです。

 中医学とアロマテラピーの合体。

 中医学的な体質の見立てとかはやはり、一朝一夕に行きませんが、ツボ経絡トリートメント法はわかりやすく図説してあるし、症例体質別トリートメント法はすごく勉強になります。

 私がアロマを勉強した「アロマテラピーの学校」こちら  も、代表の宮川先生が針灸師でもあるため、中医学的考えがあるせいか、考え方に差異が無く、ものすごくうなずける内容です。

 一番興味深かったのが女性特有の症状のケア。

 女性の身体のリズムが7の倍数で成長していくという考え、チャクラと同じですね。

 生理痛は誰にでもある当たり前のものではなく、身体の不調の現れであり、自分で自分の身体を知り、予防していきましょうという考え。

 この、自分で自分の身体に起きていることを考え把握するというのはものすごく大切なことだと思います。

 生理痛であれば、その時、痛みに対処するだけでなく、痛みを起こしている原因をただすように対応していくのが大切なんです。

 その原因は一つではなく、人それぞれのタイプに分かれます。まず、自分がどのタイプかを考えます。ここがわかればこっちのものというかんじですね。あとは、そのタイプごとに書かれたおすすめのアロマオイルを使って自分でトリートメント、セルフケアをしていくわけです。

 中医学の本ですから、ツボやおすすめの漢方薬なども紹介されてますよ。

 月経痛から、PMS、更年期障害、不妊症、冷え性、ニキビ、シミ、小じわなんて言う症状にも体質別トリートメントがかかれています。

 もちろん女性の症状だけでなく、むくみ、食欲不振、肩こり、花粉症、頭痛、メタボ、汗、体臭、抜け毛など。

 ものすごく勉強になり、楽しく、ためになる本です。