いのちと平和を考える映画祭 | 30-40代女性*ありのまま、本来の魅力を発揮して、家族や人と繋がって生きる***コーチング*高橋紀子

30-40代女性*ありのまま、本来の魅力を発揮して、家族や人と繋がって生きる***コーチング*高橋紀子

ありのままの自分ってどんな自分ですか?
人がありのまま、お腹の底からの願いに繋がると、とてもパワフルになります。
コーチングセッションを通じて、シンプルな自分に戻り、自分を受け入れて、自分も他人も大事に、
家族や人と繋がり合って生きるお手伝いをしています。


先日、逗子文化プラザで行われた、


『いのちと平和を考える映画祭』へ行ってきました。


こんなことに大変疎い私でしたが、昨年から少しずつ、周りのみなさんに教えていただき、今の日本の現状に危機感を感じるようになりました。


そこで今回、2本の映画を観てきました映画




『未来への決断 ~ノーモア原発~』


1部 : 原発に奪われた命を暮らし

     ~父を返せ、故郷を返せ~


2部 : 作られた安全神話

     ~原発はなぜ日本に導入されたか~


3部 : エネルギーの未来を創る挑戦

     ~原発がなくても困らない~




震災のときに、福島原発の近くもたくさんの人ががれきの下にまだいることがわかった。


車の中に閉じ込められた人は、クラクションを鳴らして助けを求める。


けれど、原発の放射能漏れがわかり、泣く泣く捜査を打ち切り、全員その場所から避難しなければならなかった。


助かる命だったかもしれない。


また、原発から農家の人は出荷停止を通告される。


そして、農家の人の自殺…


このような内容から始まり、胸が苦しくなりました。


もっと知らない話がたくさんあるのだろうと思いました。



2部では、原発が最初にアメリカで作られたこと。


それを原子力爆弾として、第二次世界大戦で広島、長崎に投下。


その後のどんどん核実験され、増やし続ける。


そしてソ連や他の国でも作られ始める。


最初は破壊が目的だったのが、アメリカの当時の大統領の「原発の平和利用宣言」から、次第に原発ビジネスとして用いられるようになる。


その後、アメリカが日本に輸出を考え始める。


原発に対して否定感が強かった日本人…受け入れるには、原発に対する世論を変えなければならない…と。


そこからマスコミなどの活動が始まります。


次第に、原発に対しての気持ちが和らいでいく日本…。


そして、今の現実があるということでした。


原発保有国家

1位 アメリカ  104基

2位 フランス   54基

3位 日本     50基


そして、面積当たりの保有を考えると、日本が一番だそうです。


とても複雑な思いになりました。


あぁ…なんだろう、この世の中…。




そして、そのあともう1本、観させていただきました。


『アフガニスタン 干ばつの大地に用水路を拓く』


ダイジェスト版はクリックこちら



以下、HPより紹介を引用させてもらいます。


「百の診療所より一本の用水路を!」

戦乱の干ばつのアフガニスタンで、 無謀とも思える土木工事に挑んだ一人の日本人医師・中村哲。

2003年3月から7年の歳月をかけて全長25.5キロの用水路を完工、 3000ヘクタールの農地が甦った。

現地農民の自立のために近代工法を最小限に抑え、日本の江戸時代に 完成した伝統工法を採用しての治水事業は、農業土木の原点とも評価 される。

戦乱の地に真の平和をもたらすものは何か、静かに問いかける7年間の記録。



見ていてとても気持ちの良い映画でした。


純粋に、その地の人がどうしたら平和な生活が送れるのだろうか…


今、一番必要なことは何なのか、自分にできることは何だろう…


そう考えておられた中村医師の綺麗な気持ち。


砂漠化した土地に住めなくなった人が、難民となっている。


水不足、栄養不足で毎日数百人の子供が命を落としている現状。


そして、用水路を作ることを決断されます。


毎日700人もの現地の人と一緒に、自らもショベルカーを操作し、用水路を作る日々。


山あり谷ありの中、ついに完成します。


日本が世界に誇れる方だと思います。


とても、元気をいただきました。



また、こういったお勉強の機会に参加していきたいと思いますキラキラ


素敵な時間を過ごさせていただきました。