こんにちはくるみですニコニコ



不妊治療を開始し、先月は初めての移植。



先週、受診日で心拍数の低下が発覚。







内診の後、先生の診察。



テキパキと早口説明が特徴の女医さんが担当医だけれど、その日の説明は少し歯切れが悪かった。






「赤ちゃんの大きさはちょっと…小さいと思います。


この週数なら10ミリくらいあってほしいところなんだけど、5ミリくらいですね…。


心拍の速さもゆっくりです。


前回の2ミリから成長はしてますけれども、初期の赤ちゃんの成長はぐんぐんぐんぐん伸びていくので、もしかしたらこのまま成長が止まってしまう…という可能性もあると思っています。


成長が止まってしまったら、その後流産手術をする可能性もあります。



一週間後、また経過を見せてください。薬は継続します。」






土曜日で混み合うクリニック。

診察中、先生を目の前に悲しんでいる暇はなかった。



診察室を出て待合室で薬の処方を待っている間、

涙が出できた。

一度出てきたら、止まらなくて驚いた。



不妊治療を始めるんだから、

こんな事もあると

もちろん頭ではわかっていた。



今思えば

そんな事がある、

と知識レベルで知っていただけだったんだな。。



そこに感情が重なると

こんなに悲しいんだ。。。



たった数週間、

自分のお腹の中でで育ってるっていうだけで

うまく成長しないとこんなに悲しいんだ。。。



拭っても涙はにじんで出てきて、

お手洗いへ駆け込んだ。



これだけ患者さんがいたら

私以外にも同じ境遇の人がいるはずだけれど、

これまで泣いている人なんて見たことがなかった。



自分がとても弱い人間に思えた。










次の受診予約をして、帰宅。












少しして、

仕事中の夫からLINE。


お父さん「病院お疲れ様です。

 経過はどうでしたか?」


夫はこういう時、文章が硬い。



お母さん「もしかしたらもうダメかも…」と返事をする。




すぐに夫から電話がかかってきた。



夫の声を聞いた途端、

私は文字通りの大泣きをした。

自分でも驚いた。

大泣きを悟られない様に息を整えようと必死になる。

私は何もしゃべれなかった。



沈黙に戸惑う夫。



「もしもし?…もしもし??…大丈夫???💦」




少し落ち着き話せるようになったところで少しの説明をしたけれど、辛かったのでお礼を言ってすぐに電話を切った。



泣き疲れて、その後は数時間眠った。




深夜、

夫が帰宅して、寝室に私の様子を見にきた。



その存在や優しさに、今日起きたことの悲しみに、

また涙する。



今日くらいは泣いてもいいよね。

夫にうんと甘えよう。

と思った。











次の日、月曜日の朝。

私の目はパンッッッパンに腫れていた。笑









仕事はあっさりと休んだ。



今日は一日、リラックスして好きなことをしよう!!



そんな日にすることを決めた。















それから今日までの日々は、いつも通り。

仕事を頑張って、淡々と生活した。








まだ生きてるかな…?

時々、考えた。








今日、12/20(土)クリニック受診日。

内診結果次第ではっきりと決まることもある。



だけど、今の私は大丈夫。



結果がどうあれ

妊娠した事がとても嬉しかった。



それは揺るぎない事実。



こんな気持ちにしてくれてありがとう、と思う。



夫にも感謝。



今日も、クリニックは混んでいる。

採血をしてからかれこれ1時間、内診待ち。




さて、もうすぐ呼ばれるかな?











妊娠を望む全ての皆様に

元気な赤ちゃんがやってきますようにハイハイ花