こんにちは、ikuです。
先日、私のファッションの師匠と
久しぶりにお会いして、話してきました。
おしゃべりに夢中で写真がこれしかない笑
せめて、紅茶が来てから写真を撮ればよかったと反省しました😂
スタイリングの仕事を始めて、
順調に進んでいたのにも関わらず
ある日突然やって来た強制終了
なんでだろぉ〜〜
なんでまたこのパターンが来るんだろぉ😭
ーと、思いながらも
これ、やらないとダメなやつ！と
そこから1年以上、一旦すべてを捨てて
深い海の底に潜り
自分の心を見つめ直しました。
そして、一番大事なものを掴み
浮上して来た時
やはり、私にとってファッションは
大事な要素だと言う想いが再燃🔥
師匠に会って、その気持ちが
どれだけのものなのかを確かめようと
オファーしたのです。
しかし
今のポンコツ丸出しの私で
師匠に会うのには勇気が要りました。
かつてのメンタルの私だったら、
今の私の状態で師匠に会いたいなんて
おこがましい。恥ずかしい。
自分の惨めさをより思い知らされるから嫌だ！と避けていたと思います。
でも、今の私は、
今のこの私のままで師匠と対峙することが大事。
どんな時も私は私の味方であろう（自分をいじめない）
と、心に誓って臨みました。
とは言え、相手はとってもオシャレな方。
職人系の筋の通った包容力のある女性。
お店も神戸のステキなカフェ。
嬉しいのだけど、やっぱり
怖れが出る出る😂
今のポンコツな私のままで臨むために、
外側を鎧で守るような事はしない
という想いで洋服を選んでいたのですが、
やっぱり何かしっくりこない。
そこで、かつて師匠にスタイリングしていただいた、
私史上最高のお買い物（質・アイテム単価共にエクセレント😂）だった
服を着てみることにしました。
（こうやって実際に着てみて、その時の自分の気持ちを丁寧に確かめます。これは、洋服を買う時に試着するのと同じ）
その服を着た途端にピタっとハマり
洋服と心と身体の一体感を感じました。
スイッチオン！の瞬間でした。
やっぱりこの感覚は本物で、
洋服の力はすごい！と
改めて感じました。
その服を買った時は、間違いなく良い買い物だったので
後悔はなかったのですが、
当時はメンタルが追いつかず、
自分を責めました（その割には、その服を良く愛用しました笑）
今、あの時の私に、ホントによくやった！と褒めてあげたい。
あの時の私は、自分を恥じる気持ちと（これはトラウマの仕業）
自分を大切にしたい気持ちがせめぎ合って苦しかったのです。
だけど、思い切って自分を大切にする気持ちを優先させたからこそ、
自己受容の道を一歩進めることができたのだと思います。
師匠に出会った時から（10年前）
私の中で何かが静かに、確かに成長し
今に繋がっていたんだなぁと思うと
本当に感慨深いです。
私が、ずっと欲しかったのに
手にできなかったもの
手にしかけても
私にはその資格なんてないと
手を引っ込めて来たもの
それが、オシャレ＝（私にとって）自分を大事にすることでした。
子どもの頃から
美しいものが大好きで
綺麗なものに憧れていたのに
私は私を醜いと思い込んでいたので
それを望むことも、楽しむことも
一切、許してこなかった。
ずっと、人のことが羨ましかった。
美しい人が、綺麗にしている人が
自分自身であることを楽しんでいる人、
自由な人が羨ましかった。
私もずっとずーーーっとそうしたかった。
何十年も、本音vs抑圧の声の葛藤に苦しんできたけれど、
ようやく、そこから自分を解放されようとしているんだ。
泣くーーー
外見を綺麗にして人に認められたかったんじゃなくて、
私が私を好きになって、自分のことをもっと楽しませてあげたかったし、
自分を信じて、やりたいことをどんどんやらせてあげたかったんだなぁ〜と、
今回の件でハッキリと気付きました。
お気に入りの服を着て出かけたら、
少しゆらゆらと揺れている心を
洋服がしっかりと寄り添って
守ってくれている様で
それはもう気分が良くて🩷
洋服のおかげもあって内側が安心しているからか、
これまでの様に周りから自分を守ろうとするのではなく、
周りに対して開いている自由な感覚を感じていました。
だけどポンコツなので
道に迷い、道行く人に尋ねたりね笑
（アプリを使ってもダメなのよ～）
もうね、すましてカッコつけることで
自分を守りたくても守れなくなってしまった！！笑
ようやくここも体感して腑に落ちました。
キャハッ♡
久しぶりの師匠とのご対面。
やっぱりファッションが決まっていて
（この 決まる っていうのは、煌びやかとか
そういうことではなく、その方との一致感が気持ちいいという感じ）
ファッションと相まっての存在感がパワフルで
嬉しかった～
しかも、これまで見たことのない師匠のスタイルで
新鮮な驚きと感動があって
おおおーーーさすがプロのスタイリストだ！！
と、心の中でヒャーヒャー言ってたしｗ
実際に、お洋服についてもいろいろ質問もさせてもらいました。
この感覚を言語化するのは難しいのですが、
やはり、その人の存在の魅力を引き出す服を着ている時に
放たれるものは素晴らしいなと感じました。
輪郭がはっきりしている感じ
きっと、同じ服を着たとしても
私ではそうはならないんですよね。
師匠と私では体型も内面もタイプが違うから。
これが、流行のものを着ても
しっくり来ない時に起きていることだなと想像します。
師匠とはファッションのことや心のことを
熱く語り合いました。
話をしていてとても楽しかったし
私の中にもまだ、こんなに情熱があることが
とにかく嬉しかった。
あっという間に４時間ほどが経ち
またの再会を誓って
神戸の街を後にしました。
かつて私が行っていたスタイリングが
それでよかったのかどうかを不安に思っていたのだけど
思い切って師匠に話をして
フィードバックやアドヴァイスを頂いたおかげで
否定していたのは私だけだったことが分かり（だよねｗ）
ブレーキが外れました。
（この 否定 もトラウマからくるものでもありました）
やっぱり楽しいスタイリング。
心を大切にしながら
クライアントさんの内にあるニーズにもフォーカスして
お洋服を選んでいきたいと思いました
10年前の私に希望の種を植えてくれた師匠に
次回 会った時に嬉しい報告が出来るよう
頑張りたい私です。
早くあったかくなあれ