本日2記事目

 

この一年間、私は私を守る鎧を剥がし続けて来ました。

 

自分に自信がないことを隠そうとして

やっていたことを手放して行きました。

 

 

コロナで痩せたことで表面化した、

容姿についての思い込みを手放す事から取り掛かりました。

 

 

食べたいものを食べたいだけ食べる。

太らない様に、痩せるためにと

自分を追い込まない。

 

肉体がどんな状態であれ、

私である事に変わりはない。

 

痩せている私には優しくて

太った私に冷たくするのなら

それは私自身を愛している事にはならない。

 

私は、私自身を愛するんだ。

何かができるから

優れているから

自分を大事にするのではない。

 

何もできなくても

劣っていても

私は私を大事にするんだ。

 

そう決めて取り組みました。

 

 

更年期もあったのかも知れないけれど、

何でも 良いよ〜良いよ〜と緩めたら

ふっくら体型になりました。

 

以前の洋服が似合わなくなりました。

ギリギリ着られてもラインが崩れるので

スタイルが決まらなくなりました。

 

ガッカリしました。

悲しくなりました。

ファッションに対して興味がなくなりました。

 

デパートや人混みから足が遠のき、

世界が少し色褪せた様に感じました。

 

 

でも

 

安心感だけは確実に私の中で育っていました。

 

 

デパートや華やかな世界とは距離を感じたけれど、

いつもの生活は私に優しかったのです。

 

私が太っていても痩せていても

一生懸命に頑張っていなくても、

家族は変わらず優しく接してくれる。

住んでいる町は優しく私を包んでくれている。

空もいつも色んな美しさのまま私の頭上にある。

 

私が私であるだけでいいんだ。

私が私に厳しかったんだ。

私が私に厳しかったから

世の中が厳しく見えたんだ。

 

私が私に優しくしたら

世の中も私に優しかったことに気づけました。

 

 

 

夏休みはずっと実家で(田舎です)

Tシャツとジャンスカ、ゆったりパンツで過ごしました。

ほぼ化粧もせず、すっぴんで過ごしました。

(帰省の荷物が今までで一番軽かった)

 

 

そんな時に限ってメディアで2度も取材を受けました😂

 

以前の私なら絶対に断っていたと思う。

だけど、その時の私は、

この自然児の私はTV的にどうなんだろう?と少し躊躇ったあと、

これが私だからと快く取材を受けました。

ほぼすっぴん、白髪も目立ってたのに。

 



人にどう見られるか?

人がどう思うか?は

私がコントロールできる事じゃない。

 

私が私を恥じながら綺麗な格好をしていても、

人はきっとそのズレに気持ち悪さを感じていただろう。

 

でも、私がどんな格好をしていても

堂々と自分であったなら、きっと清々しい何かを感じただろう。

 

 

これまで、人に嫌われるのが怖くて

必死に自分を守って来た。

外側の何かで守れると思っていた。

 

でも、やっと気づいた。

外側は本当に関係ないんだ。

 

内側が整っていなければ

いくら外側を飾り立てても

かえって逆効果になる。

 

内側が整った上で

外側を整えることが大事なんだって。

 

 

 

私がこれまで人と繋がれなかった訳がやっと分かった。

 

私は、自分らしさ=弱点や短所を

隠すために外見ばかりに気を取られ、

人と深く関わることを避けて来たからだった。

 

着るもので自分を変えられる、

自分を隠し通せると思っていたんだ。


 

自分を隠しているから苦しくて

綺麗にラッピングで誤魔化そうとして出来なくて、

中身とのギャップに苦しんでいたんだ。

 

 

 

 

条件付きで自分を愛そうとしていた私は、

人のことも条件付きで愛していた事にも気づきました。

 

そんな自分がとても悲しかった。

 

 

自分以外のモノを自分から切り離して

そもそもの自分を感じた時

 

あ、いつもここからスタートすれば良いんだ。と思った。

 

ここからの望みなら私にとっての本当の望みだと思った。

 

 

その時、かつてのクライアントさんが、

私と一緒に選んだ服を着ている姿を見た。

 

やはりとてもお似合いだった。

 

また別のクライアントさんが、

私と一緒に選んだ服を着て

とても幸せそうに笑っている姿を見た。

 

 

私のやっていた事は間違いではなかった。

そう確信した。

 

 

私のスタートラインが修正されたのと、

(欠乏から始めるのではなく、満たされた位置から始める事)

過去の幸せな実績と言う証拠の2つが揃った時

 

やはりこの仕事をやりたい!と思った。

 

 

洋服で人は変わる。

 

 

その人が本来持つものをさらに輝かせることができる。