こんにちは、ikuです。

 

今日は朝からいろんなことがありました。

 

私の両親は2人暮らしで

91歳の父を81歳の母が介護をしています。

 

足が悪いのと、体のあちこちが痛いと言いながらも

トイレ、お風呂、ご飯は自分で出来るので

母はまだ自分で出来るからと家で父を看ているので

(父が入院しても脱走しようとするタイプなのもあるw)

 

母の身に何かがあった時のことを考えて

なるべく電話をするようにしています。

 

 

ところが

 

ここ数日、LINE電話をしてもメッセージを入れても

返信もないし既読もつかない。

 

スマホをチェックしてないのかもしれないなーと思いつつ

一日一回は電話を入れていたのですが

返信もないし既読もつかないので

今朝、固定電話へ電話をしてみました。

 

 

すると、いまから救急車を呼んでお父さんを入院させてもらうところ!

なんて言うじゃありませんかービックリ!!

 

ずっとあちこちが痛いとワーワー言っていて

ここ2日間大きな病院で検査をしてもらったとのこと。

 

 

そして、痛くて動けないといいながらも

おむつをするのを嫌がって、夜中になんとかトイレに行き、

部屋まで戻ってきたけれど

ベッドに上がれなくてそのまま床で寝たらしいのです。

 

ちょうど5日後に入院するのが決まっていたけれど

身体の小さな母一人では父を動かすこともできないし

 

もうずっと痛がってもいるから

他の病院でもいいから早めに入院をと

ケアマネさんとかかりつけ医に相談して

救急車を呼ぶことにしたのだそう。

 

じゃあ、今から救急に電話するから 

と、母との電話を切りました。

 

 

深刻な事態ではないし、救急車で運んでもらって入院させてもらったら

父もそうだけど母も安心だと冷静に思っていたのですが

 

もう、いつ呼び出されてもおかしくないと思っているので

一応、夫にも電話で今回のことを伝えました。

 

ちょうどGWに2回も義父が救急搬送されていたので

夫も、母の気持ちも私の気持ちも分かると話してくれたからか

安心して急に心がざわつき始めました。

 

あー私このザワザワを感じるのを抑えてたな~

と気づいたので

 

 

友達のグループラインに

 

父のことでこんなことが起きてね、

心がザワザワしてる。

でも、ここに書かせてもらったおかげで

大丈夫が増えたよ~ありがとう!

 

と、素直に自分のことを書かせてもらいました。

 

 

これ、今までの私だったらしなかったかもしれない。

 

深刻じゃないからと、後から夫に言ったかもしれないし

深刻じゃないしと、友達のグループラインに私の不安を書き込むことをしなかったと思う。

 

 

でも、今回はやってみた。

自分の不安な気持ちをちゃんと大事に拾ってあげようと思ったし

私のことを受け止めてもらえるとみんなのことを信じていたから。

 

これくらいのことで

と、自分を引っ込めなかった。

 

 

 

その結果、夫からも友達からもあたたかな言葉やアドヴァイスをもらえて

大きな安心を感じることが出来て、とてもうれしかった。

 

自分のことを大切に扱ってあげられた。

という手ごたえをちゃんと感じることが出来た。

 

 

 

自分だけで自分を大事にすることは

今までいっぱい訓練してきた。

 

でも、こうやって外側に自分を開くことは

怖くてできなかった。

 

今回、思い切って怖いまま飛び込んだら

あたたかな世界がそこにありました愛飛び出すハート

 

ありがとうえーんえーんえーん

 

 

 

そして

 

今日はコミュニティの方とお話をする約束をしていて

ちょうど直前に父の話を聞いていました。

 

コミュニティのトークルームに入って他のメンバーさんの

話を聞いていたら、ちょうど母から電話がかかってきたので

 

やけに早いなーと思って(30分経過後くらい)

トークルームから抜けて母に電話をしたら

 

なんと、救急車に乗せてもらえなかったというびっくり

二度目のビックリ!!

 

 

動けないという理由だけでは

救急車で病院に搬送することはできないとのこと。

 

えーーー?!

GWに義父は2回も運んでいただきましたけど??

と思いながらも

私たちには分かりえない色々な取り決めやらあるのだろうと

(管轄が違うとかあるみたいです。自治体でも違うのかな?)

 

とりあえず、かかりつけのお医者さんに電話したら

5日後の入院を早めてもらえないか病院に掛け合ってくれるということで

今日はひとまず落ち着きました。

 

 

父の状態は、良くなったり悪くなったりを繰り返しているので、

ああ、こうやって

いつかやって来るその日の心の準備をさせてもらってるんだなと

思ったのでした。

 

 

父に関しては、大工だったので

今まで何度も心をえぐられるようなケガや病気の場面に立ち会ってきたのですが

(指を何本も飛ばしてるとか笑い泣きいろいろね)

 

 

またその時とは違う

命の終わりの瞬間が迫ってきているのを

ひしひしと感じています。

 

 

私の中での父の存在の大きさの性質の変化と共に

実体の父の肉体も変化していっていて

なんだかとても感慨深いです。

 

 

父のことに限らずですが

生死は、私にはコントロールできない領域なので

あとは流れに身を任せることにしました。

 

だって、父も母もたくさんの人の愛情やシステムに

助けられ守られているから。

 

 

 

いま、かつて憎悪99%だった父への想いが

愛情99%(クッソー!も、まだある笑)にまでなりました。

 

 

父からもらったたくさんの愛を

しっかりかみしめて感謝して生きていこうと思います。

 

 

 

母との電話を切ったあと、

コミュニティの仲間と話をしました。

 

私のことを彼女の視点から教えてもらえて

とても嬉しかった。

 

 

かつて、無い無いと思っていた

人との暖かなつながりが、実はたくさんあったことが

見えたり感じたりできるようになれて

 

私はほんとうに幸せだな~と感じられた一日でした。

 

 

目の前にある世界の中の

無いを見るか、有るを見るかで

世界は全く逆転してしまいます。

 

何を信じるのか

何を信じたいのか

 

 

人生は何を選ぶか。

ほんとうに自分次第なんですね!!