私はかつて、摂食障害になっていた時期がありました。


中学の頃から極端なダイエットと過食の繰り返し。


それは、就職で上京してから

さらにひどくなりました。


ストレスで食べられなくなり

ひと月で10kg痩せたかと思えば


反動で過食嘔吐を繰り返す日々。



今の夫と付き合う様になってから

いつの間にか治りましたが


それでも、太りたくないという思いはいつも

心のどこかにあって


太って来たと思えば、

摂食障害の苦い思い出もあるので

極端なことはしないけれど、

食事制限や筋トレなどをして

セーブする様にして来ました。


そのおかげもあって、これまで

あまり酷く体重が増えることはありませんでした。


他人に対しては

ふくよかでもなんとも思わないし


むしろ、その人に合っていれば

可愛いな〜と思うのだけと


こと、自分に対しては、

無自覚ながら

許せないと言う思いがあったんだなと思いました。



それが、自分を許し始めたら

どんどんブレーキが外れて来て


今までギュッと止めていた分の反動で

大きく振れることが出て来ました。



こうなりたい!

こうありたい!

という精神的なものや


身体にいいものなどの

肉体的なこと


それらが自然に、握りしめられ無くなって

なんだか不思議な気持ちになっています。



コントロール出来ていたものが

出来なくなっていて


リラックスが深まっていくと同時に

これまで無意識に我慢していたものを

バランスを取るかの様に欲していて


寝る と 食べる の応酬が続いています笑い泣き



良い意味で、


ま、いっか〜

食べたいし、眠いし〜ピンクハート


と、こんなに心と身体の求めるままに

リラックスして過ごせているのは生まれて初めて。



摂食障害の時は、寂しさや悲しさを紛らわすために口や胃に食べ物を詰め込んでいたけれど


今は単純に、食べたい!だけで食べている。


かつてはちゃんと感じられなかった

寂しかった や 悲しかった を、終わらせるために自分に許可を出して食べているのかも知れない

と、思うくらい。



ちょっとぷよぷよして来た顔やお腹が

少し悲しくて、愛おしい笑笑



どうせなら、

楽しく食べたかったよね〜

美味しく食べたかったよね〜


誰かに見張られながらじゃなく

誰かの目を逃れながらじゃなくね。



今やっと、安心してる。

これで良いんだと思えている。


できれば太りたくないけど

今は、気が済むまで自分にやらせてあげよう。


そう思っています。



太ってもいいー!


痩せなくてもいいー!



心から満足したら


本来の自分のペースに戻るだろうから


それを信じて進んで行こう。



古いコントロールを手放して


新しい、自分に心地よいルールに従って行こう。