あくまでも

私の考え

私達の経験からの意見となりますので

 

不妊治療を

今から始める方へ送る言葉としては

 

不妊治療は

簡単ではない

一度

この治療へ手を出すと

簡単には抜けれない

ただ簡単に抜けれる人もいるのも事実

これは分からない

そもそも不妊ではない場合もある

 

まず夫婦で検査に行くことからスタート

奥様だけの検査では意味がない

不妊は、二人で乗り越えないといけない

子供は二人の宝となる

だから二人で取り組む事

 

誰もが

不妊治療をすれば

子供が授かれると思って治療に取り組むと思う。

厳しい事を言うが

不妊治療には

様々な困難が待ち構えている。

 

一つ一つ

山を越えていっても

その先にとんでもない山がまたやってくる。

 

一旦天国を見たと思っても

谷底に簡単に落とされる事もある。

 

妊娠は普通なら

病院に行かなくても出来る事

しかし

我々のように

不妊、不育だと医療の力を借りないと

妊娠、出産は難しい。

 

今の医療の力でも

妊娠、出産の確率は30~40%

高齢であれば

もっと確率は、下がる。

 

妻は、最初の体外受精で

簡単に妊娠すると思っていた。

なんせ受精している段階の卵を戻すだけ

あとは着床すれば妊娠

 

システム的には簡単

 

しかし

この卵自身が染色体異常の確率が

高齢だと高い

 

前病院で

陰性の判定を貰うたびに

言われた言葉は

『原因は、染色体異常だと思います。』

今思えば、前病院の5回体外受精をやったうちに

正常卵はあったと思う。

 

転院後

異常がないと言われていた妻に

異常が見つかった。

慢性子宮内膜症と不育症

慢性子宮内膜症は薬で治したが

不育症は、そこから長い付き合いとなる。

 

結局

ヘパリン注射を妊娠陽性判定から

出産直前まで打ち続ける事となる。

 

これも自費

一発約1000円

一日二回

これを約8ヶ月打ち続ける

 

妻の腕はアザだらけ

ほぼ私が打ち続けた

 

不妊の人は

しなくて良い

苦労を沢山しなければならない

この苦労に耐える覚悟

 

そして

高額医療費を払った結果

結果が出ない事もある。

それでも、不妊治療をやる覚悟。

 

そして一番キツイのが

様々な理由で

不妊治療を途中で辞める覚悟

 

不妊治療は

覚悟を持って取り組まなければならない。

 

経済的負担

身体的負担

精神的負担

 

この三つの負担にも耐えなければならない。

 

人生で今まで習った事が

不妊治療には通じない。

努力は必ず報われるとは限らない。

それでも、やらなければならない。

 

辛い事が多い

でもね

 

その先に誰でも必ず小さくても光はある。

その小さい光をつかめるか

つかめないか

 

それをつかめる人は

運と諦めない気持ちを持ち続けている人

諦めない気持ちは非常に大切

 

諦めたら

そこで全ては終わり

 

自分の子供に会いたい

その気持ちを大切に

覚悟を持って治療に取り組んでほしい。

そうすれば

きっと

貴方も自分の子供に会えるでしょう。