今日もまだ佐賀。
昨日も今日も
そんな中、バスに乗って叔母の入院先の病院へ通って三日…
昨日もだけど、叔母の親戚は毎日入れ替わり立ち替わりお見舞いに来てくれるそうだ…。
でも叔母は
「みんなの気持ちは嬉しいが、たまには一人になりたいからあんたはちょっとどっか行って時間潰してきて」
はじめは、
”遠路遥々やって来た人に「どっかで時間潰しとって」ってひどいわ”
っておもったけど、逆の立場になれば、私も一日中そばに人が居る生活は辛いかも…って思い、初めての地を取り敢えず歩いてみた。
三時間後、再び叔母の病室へ戻ると、叔母の妹さんがお見舞いに来てた
挨拶を終え、妹さんが帰った後に
「あー、疲れた。あの人達には言えやんけど…」と叔母。
そっか、私だからか
私だから遠慮せずに言ってくれるのね。
何だかその言葉に救われた
叔母は両親の居ない私の唯一の見方。
いつも私の知らないところで自慢してくれているらしい…
叔母の友達に初めて会っても必ず
「叔母さんが誉めてた姪っこさんやね、いつも自慢しとるよあなたの事」
と声を掛けられてたなぁ…
気が弱い、こんな私をずっとずっと自慢してくれてたなぁ…
それは今も変わらない。
今日も病院で見知らぬ患者さんから
「あなた、もしかしてあの叔母さんの姪っ子さん?自慢してたよ、あなたの事。」
いつまでもいつまでも、叔母さんはどんな私のことも自慢に思ってくれる、見方でいてくれる大事な人…
叔母は子育て真っ最中の私に気を使って、佐賀で生涯を終えることにした。
今は元気だけど、余命はあとひと月。
何が起こってもおかしくない状態・・・
もしかしたらこのまま一生お別れになるかもしれない・・・
やっぱ我が家から佐賀は遠い・・・このまま奇跡が起きないかなぁ・・・