あの日

2019年10月7日紹介状を握りしめ
タクシー飛ばして駆けつけた病院



様々な検査をして約1カ月後
病名腹膜がんがわかった

11月15日


あれから約4年半

とうとうお別れ

もう体調を書く用紙もなく

血液も尿も血圧も測らない


体重は先週と同じで

体脂肪率がマイナス1で 17%



腹水は同じかな



まずは、薬剤師さんと面談をしてから

診察室へ


ジャーン

dvdをかかげる主治医

すでに

転院手続きデータを

まとめてくれていたらしい

えらい!


今日は

緩和病院まで1カ月あくので

その分の薬を出してもらう計画

1週間麻薬でコントロールできたので

この調子


副作用の様子をみながら3〜4時間用だった

麻薬ナルラピドを

24時間用のナルサスに変更

ナルラピドは

具合悪くなったときに追加で

1時間経ったらのめるすぐれもの

いわば、おい麻薬

これは安心


そしてまたまたまた?

主治医に聞きました

先生、余命わかりますか?


「わからない

 だって、肺と肝臓、キレイなんだもん」


ふーん、そうなんだ


「緩和どうだった?パンフレットもらったの?

 見せて」


歴史ある緩和病院

カフェもコンビニもないけど

レトロな売店と喫茶がある

全体的に天井が低く

トイレが古いかな

でもマンパワーこそが大事だから

主治医、薬剤師、看護師さんとしばし雑談

あとの手続きは病院間のやりとりへ


ってことで

最後の挨拶後

記念にお願いしてみた



主治医は3人目

彼には1年くらい担当していただいた


私にとって病院は

会社の人の次に会う頻度が高かったところ

受付と看護師さんにもラスト挨拶

お世話になりました、やっと絞り出す


もう泣きそう



今年は鯉のぼりが覗ける桜を見に

連れて行ってもらいました