主治医に

紅斑のでた手のひらを見せました





「中止ー、タケキャブ

 続けてたら全身に広がっちゃう」


「ドキシルは関係ありますか?」


「ドキシルは2回目だし

 今回追加したのはタケキャブだから

 タケキャブだねえ」



わー

気づかずに服用してたらと思うと

こわっ

早く気づいて良かった


紅斑は消えるらしいし、ひと安心



では

2番目に気になってること


「先生、食欲はでたんですけど

 のどになんか異物があるみたいで

 大きなものを飲み込んだときみたいに

 飲み物でも

 ごっくんするとき痛いし

 お腹も痛いというか気持ち悪いというか

 食べると具合悪くなるんです

 のどに転移ですか?」


「のどに転移はなくはないけど

 ふつーは肺にくるからね」


「じゃあ、腹水のせいですか

 腫瘍のせいですか」


「そうだねえ」



終了〜



同じことを薬剤師さんにもきいてみたら


そういう患者さんの話聞いたことあるって

お腹の腫瘍は食道でつながっているからとのこと

逆流性食道炎みたいな

なるほど



もう

ドキシルったら

早く効いてー





ドキシルの2週間後

はじめてのアバスチン単剤

今までは

必ず抗がん剤とセットで投与


ガンを殺すのではなく

ブロックする分子標的薬

吐き気もなく

投与時間30分程度


副作用は

血圧と尿蛋白の数値が高くなること

高血圧が続くと頭痛がすることも


アバスチンもがんばれ