一昨日のこと。

先週末から咳が出ている娘が、朝から咳き込んで、少しだけど2回も嘔吐した。
熱はなかったけど、咳も続くし、幼稚園は休ませることにした。
 
そしたら、「□□(息子)行きたくない!」と、駄々をこねはじめた息子。
まぁ、予想通りの展開…
 
息子は、状況や環境の変化に対応するのが少し苦手。
4月から娘も一緒に幼稚園に通い出し、2人一緒に登園することに慣れてきた頃だったから、娘が休みと言う「いつもと違う」ことを嫌がっての行動だと思っていた。
 
だから、
「そうだよねー、□□(息子)も休みたいよねー。いつも○○(娘)一緒だから、1人で幼稚園行くのは寂しいよねー。」
なんて、頭をナデナデしながら、なだめた。
だけど、息子は「嫌だ、行きたくない!」と、頑な。
 
そんな頑なな息子に、今までの私なら、
「嫌でも、幼稚園は行くんだよ。幼稚園に行かなきゃいけないんだよ。」
って、もう一度背中を押して、送り出したと思う。
むしろ、無理矢理にでも行かせたと思う。
 
 
 
だけど、今回は違った。
次に私の口から出てきたのは、
「そっかー。□□も休みたいよね。真ん中(年中)組さんになってから、イヤイヤ言わないで、幼稚園行ってたもんねー。〇〇も幼稚園行くからって、□□も頑張って幼稚園に行ってくれてたんだねー。そっかー。よし!今日は、休んでいいよ。」
 
 
 
初めてだった。
「休んでいいよ」なんて、許可を出したのは。
しかも、心の底から「休んでいい」と思って言えたのだ。
 
 
 
勿論、今月いっぱいはお昼に帰ってくる子供達のために、義母さんが仕事を休んでくれていて、子供達をお願いできる環境があったことも、大きな理由の1つ。
 
あとは、最近、私自身にも「許可」を出せるようになってきたことも、あったと思う。
 
だけどやっぱり、息子が「嫌だ」と言う背景にある、「本当は進級して不安もあるのに、入園したばっかりの妹と一緒だから、僕が頑張らないと!」と言うお兄ちゃんの役割を果たそうと息子なりに頑張っていた気持ちを見つけることができて、腑に落ちたことが大きかった。
だって、息子はこれまで、年度や新学期はじめは、イヤイヤになる傾向があったのに、今回は、年度始めなのにすんなり行けて、むしろビックリしていた位だったから。
 
 
 
あー。
これが、「子供の大事を優先する」ってことかぁ!
できるようになりたいって思ってたけど、私にもできたなぁって、嬉しかった
 
そんな息子。
1日休んで、咳は残るけど元気になった娘と一緒に、昨日も今日も、元気に幼稚園に登園して行きましたとさ。
 
ママに、素敵な経験と気持ちをありがとう
 
 
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