第3弾 姫様の音探し ⑱ | さやえんドッグ 旅に出る! 〜トウとフウのハンドメイド童話〜

さやえんドッグ 旅に出る! 〜トウとフウのハンドメイド童話〜

童話作家を目指していたトウは、ある日ひらめいた!
\さやえんドッグって可愛いかも!!/
フウがサラサラ絵に描いて、トウが羊毛フェルトでチクチクしたら、やたらと元気でやる気MAXのヒーローが誕生!さやえんドッグの旅、みなさまどうぞお楽しみくださいませ♪

なすドッグ、エッグブランさんのチェロ、
はくさいドッグ、ソプラ―ノさんの髪、
ブロッコリードッグ、ロコさんの葉っぱ笛に
光る音符は⋯


静かに消えました。
「さあ、エッグブランさん、
チェロを弾いてみて。」


さりや姫が言うと、
エッグブランさんは大きくうなづいて、
ゆっくりと弓を動かしました。


🎼🎵🎶🎵🎶〜

「うわぁ~、音が出た❗
わたしのチェロの音が戻りました‼️」
「よかったね。次はソプラ―ノさん。」


ソプラ―ノさんは、
姿勢を正して大きく息を吸い⋯


「あ〜ああああ〜、あ〜ああああ〜」

「ソプラ―ノさんの歌声が戻ったわ❗
よかったですね❗」
「はい、うれしいです❗
わたくしの歌声が戻りました‼️」
「じゃぁ、ロコさんも。」


「よし、行くよ‼️」
ロコさんが葉っぱ笛を口に当ててふくと⋯

ピ〜ピピピ〜ピ〜

「ぼくの葉っぱ笛の音が戻ったぞ❗
わ〜い‼️」


広間のみんなもうれしそうでした。

⋯が、ル―くんだけは
今にも泣きそうです。
「ぼく、ぼく⋯、
素敵な音が聞きたかっただけなの。
だから、わた毛さんに
探してきてもらったの。
ごめんなさい、ごめんなさい。」
ル―くんの目から、
涙がぽろり⋯。


その涙は星になり、
高く上って行きました。






つづく




涙を流してあやまるル―くん
その涙は星になり⋯
来週もお楽しみに✨