ぼくは、さやえんドッグのさや王。
青の泉の洞窟で出会った
クランベリーズが、
青龍さんの青玉を
知っているらしい。
私の青玉のありかを
知っているのですか?」
青龍は、大きな体を屈めて聞いた。
すると、
「知っているわ。」
「知っています。」
「ありますとも、青い大きな輝く玉。」
「ちょっと待ってくださいな!」
そう言うと、クランベリーズは
洞窟の中へと入っていった。
青龍さん!」
「だなぁ~。あるといいな!」
「はい…。」
しばらく待つと、
「よいしょ、よいしょ。」
「がんばれ、がんばれ!」
「もう、クーはかけ声ばっかりねぇ。」
引いて戻ってきた。
青い玉を見つめた。