ぼくは、さやえんドッグのさや王。
今日は、ブロッコリードッグ
ロコさんの
はっぱ笛演奏会だ。
城の大広間には、
たくさんのベジドッグが
集まった。

「楽しみじゃのう、
いちごの女王。」
「そうですわね。演奏会なんて、
久しぶりですわね。
キャベツオーネ様。」
「ロコさんって、どんな方かしら。
楽しみね、はち!」
「いちご姫様…。」
舞台にロコさんが登場すると、
広間中に大きな拍手が響いた。
拍手が止むと、
ロコさんは、
一枚のはっぱを口に当て、
静かに吹き出した。
🎼ププ〜ププププププ〜
🎵ププ ププ
ププ ププ プ〜🎶
みんな、その音色に
引き込まれた。
ロコさんは、一曲ごとに
はっぱを変えて、
いろいろな音色を奏でた。
最後に大きなはっぱで、
ゆかいな曲を演奏し始めると、
🎼ブブップ ブブブブ🎶
ブブップ〜🎵
広間中のみんなが
踊り始めた。
演奏が終わると、
みんなが舞台にかけ寄り、
拍手をした。
「みなさん、ぼくの演奏を
聞きてくれて、踊ってくれて、
ありがとうございます!」
「ロコさん、
すばらしい演奏でした。」
「楽しかったぞよ。
ありがとう、ありがとう。」
「もっと、聞きたいわ❣️」
「演奏会は大成功だね、たま。」
「うん、大成功だな、さや。
みんな、うれしそうだ。
ロコ、かっこよかったな。」
みんなが演奏会の余韻に
ひたっている時、
広間の扉が
そっと 開いた。









