ロコさんの演奏会 城の大広間にて | さやえんドッグ 旅に出る! 〜トウとフウのハンドメイド童話〜

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童話作家を目指していたトウは、ある日ひらめいた!
\さやえんドッグって可愛いかも!!/
フウがサラサラ絵に描いて、トウが羊毛フェルトでチクチクしたら、やたらと元気でやる気MAXのヒーローが誕生!さやえんドッグの旅、みなさまどうぞお楽しみくださいませ♪

ぼくは、さやえんドッグのさや王。
今日は、ブロッコリードッグ
ロコさんの
はっぱ笛演奏会だ。

城の大広間には、
たくさんのベジドッグが
集まった。


「楽しみじゃのう、
いちごの女王。」
「そうですわね。演奏会なんて、
久しぶりですわね。
キャベツオーネ様。」


「ロコさんって、どんな方かしら。
楽しみね、はち!」
「いちご姫様…。」


舞台にロコさんが登場すると、
広間中に大きな拍手が響いた。

拍手が止むと、
ロコさんは、
一枚のはっぱを口に当て、
静かに吹き出した。


🎼ププ〜ププププププ〜
🎵ププ ププ 
ププ ププ プ〜🎶

みんな、その音色に
引き込まれた。


ロコさんは、一曲ごとに
はっぱを変えて、
いろいろな音色を奏でた。




最後に大きなはっぱで、
ゆかいな曲を演奏し始めると、

🎼ブブップ ブブブブ🎶
ブブップ〜🎵

広間中のみんなが
踊り始めた。



演奏が終わると、
みんなが舞台にかけ寄り、
拍手をした。


「みなさん、ぼくの演奏を
聞きてくれて、踊ってくれて、
ありがとうございます!」
「ロコさん、
すばらしい演奏でした。」
「楽しかったぞよ。
ありがとう、ありがとう。」
「もっと、聞きたいわ❣️」

「演奏会は大成功だね、たま。」
「うん、大成功だな、さや。
みんな、うれしそうだ。
ロコ、かっこよかったな。」

みんなが演奏会の余韻に
ひたっている時、


広間の扉が
そっと 開いた。


つづく