ADHDの短所の1つとしてよく挙げられがちな「衝動性」。

確かに、これが過ぎると「何も考えずに、無計画に動いてしまい失敗するのが問題だ」というマイナスイメージばかりが問題にされがちです。

 

私の場合も、普段とにかく色んなことを考えていて、何かいいアイデアを思いついたらそれをすぐにでも実行したくてたまりません。とにかくやりたいという衝動に駆られるのです。しかも、それをやり始めたらずっとそれをやり続けます。延々とそれをやり続けるのです。

 

私は普通の人と比較してかなり無計画な人間だと思われているでしょう。考えるよりまず先に行動します。もちろん、ミスも多いです。しかし、行動して後悔することは、まずありません。失敗しても、その代替手段を見つければいいのです。

どう考えても私は常に「衝動的に」生活しています。これが私にとっての「行動力」に、明らかに結び付いています。

 

是非、この「衝動性」は良い方向に生かしていただきたいと思います。この衝動性は、間違いなく「行動力」に結び付きます。何かを成し遂げるためには、行動しないことには始まりません。実際、この衝動性を生かした行動力で成功に結び付けたADHDの方々は数多くいらっしゃいます。

 

決して、「衝動性を無理に治す」必要はないと考えます。衝動性は、行動力に大きく直結しており、行動することで成功につながる可能性があるからです。衝動性は「直さなければならない短所」ではなく、「生かすべき長所」です。それは「衝動的スキル」というべき才能です。どうしてもやりたい事、夢実現のために必要なこと、チャレンジしたいことがあれば、我慢などする必要はないのです。仮に今すぐ実行しない・できないにしても、やりたい・できると思ったタイミングで実行すればいいでしょう。

理想的なパターンとしては、いいアイデアを思いついたら即実行し、仮にうまくいかなくてもすぐに別のいいアイデアを思いつき、それをまた即実行する・・・この繰り返しでいずれ成功に結び付くでしょう。

 

是非、衝動的スキルを最大限に生かして、アクティブに行動し、成功につなげましょう。