今日の気温は最高27℃くらい? とっても爽やかで過ごしやすい一日でしたね。
楳村 郁子(うめむら いくこ)です!
先日Chickpea(ひよこ豆)でお豆腐が作れると聞いて、早速作ってみました。
大豆のお豆腐は固めるためににがりを使いますが、これがまた海外では手に入りにくいですよね。
でも、ひよこ豆のお豆腐は ひよこ豆とお水のみ!で出来るんです。
本当に簡単に出来ましたので、ご紹介します。
ひよこ豆(カップ1杯分)は一晩以上浸水させ、発芽を促しておきます。
浸水させたお豆をきれいにゆすいだ後、
カップ2杯のお水を加えて ミキサーで撹拌します。
「豆乳」を中火で煮詰めます。
この煮詰め具合が どこまで煮詰めたら良いのか分からず、少し苦労しました。
とろっとしてくると 大きな泡が出て沸騰して飛び散りますので、火傷に十分気をつけてください。
これくらいで止めたのですが、本当はもっと濃ゆい液体になるまで煮詰めた方が良いようです。
ガラスのコンテイナーに流して、常温で冷まします。
あら熱がとれたら冷蔵庫に入れて冷たく冷やします。
するとあらま! ちゃんとお豆腐になっていました!
今回 煮詰め方が足りずに、くずもち状のお豆腐になりましたが、しっかり煮詰めると味も食感も大豆のお豆腐と変わらないそうです。
かつお節、コリアンダー、いりごま、生姜 をたっぷりかけてお醤油でいただきました。
柔らかいお豆腐でしたが、とっても美味しかったですよ。
お豆腐と言えば 大豆で作るのが王道ですが、ナチュロパシー(自然療法)では大豆の食べ過ぎに注意するよう教えられました。
大豆の問題点は
*アレルゲンたんぱく質を含んでいること。
生の大豆にはアレルギーの原因となるタンパク質が含まれているんです。熱を加えたり、発酵させるとその力が弱まるのですが、生の大豆をすりつぶした「豆乳」や「豆腐」には注意が必要です。
アレルギー体質の方は大豆に反応が出ていなくっても気をつけてくださいね。
*イソフラボンの効果
イソフラボン、女性ホルモンに似た働きをするので女性に良い栄養成分として流行りましたよね。
でも、取りすぎると返って月経周期が遅れたり、乳がんのリスクが増えたりするそうです。
男性でも乳房が大きくなったり、精子の働きが弱まる事にもなるそうです。
*フィチン酸、酵素阻害物質、ゴイトロゲンがたくさん含まれていること。
フィチン酸はActivated Nutsの際にもよくお話ししますが、大事なミネラルを身体から排出させてしまう作用があります。
そして 酵素阻害物質は 消化のための酵素活動が阻害されるので炭水化物やタンパク質がうまく消化されません。
そしてゴイトロゲンって何?って感じですが。笑 甲状腺腫の原因となるものだそうです。
でもこれらの成分は 「発酵」と言う過程を得ると殆ど無くなってしまうんです。
そして アレルギータンパク質も少なくなる上、発酵によってタンパク質がアミノ酸に分解されるので消化吸収が良くなります。
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乳酸菌や納豆菌などの腸が元気になる菌がいっぱい! で、いいこと尽くめですね。
大豆を食べるなら 発酵させた お味噌や 納豆で取り入れましょう!
そして 生の大豆はそれだけで身体に良くありませんので、ひよこ豆は代替えにぴったりですね!
ひよこ豆もフィチン酸あるので、しっかり浸水させて発芽を促してから使ってくださいね。