明け方に 触感を伴う切ない夢を見た
小さい頃に亡くなった妹の髪をなでながら
私は謝っていた
妹はいいよ いいよと言ってくれていた
この子の分も楽しく生きなくてはと
勝手に思うことがあっても
夢に出てくることなんて無かったので
お伊勢効果~?と
敬虔な気持ちで目覚めた
ホテルをチェックアウトし
荷物をJR駅のコインロッカーに預けた
平日なので空きがあったが 数は多くない
駅から距離のある
手荷物預け処の利用も覚悟していた
100円の節約にもなった
いよいよ伊勢の神宮
9時 外宮表参道火除橋
お伊勢さん観光案内人さんと待ち合わせ
当日予約不可 料金は3時間で6000円だが
ボランティアツアーの口コミ評価が低くて
こちらを奮発した
それで正解だった
参拝の作法から
両宮を丹念にかつ楽しくご紹介いただいた
今 疑問に思ったことを
すぐ教えていただけるのは
せっかちな私には楽しい
もしツアーを依頼しなかったら
綺麗な神社だね~で終わりだった
そもそも疑問も浮かばなかったかもしれない
ここは大人のディズニーランドなのだ
本物の王様やお姫様もおいでになる
空を見上げて
他の建物が目に入らないのは
こことあそこだけというのも納得だ
二十年に一度すべてを作り変える
とてつもないことである!
12時05分 見学ツアー終了
「すし久」で一口ビールと手ごね寿司定食
酢が効いていておいしい カツオ?マグロ?
食べ歩きも人込みも苦手でそそくさと抜ける
13時過ぎ 浦田町でバス乗車
遠回りに伊勢市駅に戻った
30分もかかったが市民の日常が垣間見えた
なんときれいな 市立病院!
13時50分 JR亀山行乗車
多気乗り換え
14時23分の特急南紀5号(信号異常で15分遅れ)乗車
16時35分 新宮 到着
ホテルチェックイン
熊野速玉大社は参拝時間を過ぎていたので門前まで
色のない伊勢の神宮の後ではきらびやかさに
少し違和感を感じてしまった
昔の栄華がしのばれる商店街を右往左往
豚珍亭 にて美味しい中華
神宮境内では式服で参拝する方もちらほらいた
帽子や日傘を使うことはためらわれたし
そうしている人を見かけなかった
曇り空に望みを託したが
3時間野ざらしはここ何年もしなかったので
真っ赤に焼けて 肌荒れしてしまった
よほどの厚塗りと
ホテルでパックが必要だったらしい
うっかりしていた・・・
