週刊文春の書評で存在を知り

Amazonのお試しで書き出しを読み

速攻 夫に地元の本屋に買いに行かせた

いつも私は本にカバーをかけてもらわない

夫はお店の人の好意に甘えて帰宅した

そして私はお店のカバーごと外して読み始めた

なので

訳者のあとがきを読むまで

表紙の写真を知らずじまいだった

最後の最後に出会ったおかげで

先の読めない展開をなおさら楽しめた

 

ふわふわのタオルのような

心地よい語り口は何かに似ている

そして 思い当たったのは

語弊があるかもしれないが

昔流行したハーレクイン小説

静かに柔らかく色々がしみ込んできて

母と娘 戦争も環境破壊も

様々を考える機会をもらった

 

新潮クレストブックスは

ちょっと高いのだけれど

ほんと面白い本が多くて好きだわあ

 

翻訳 関口英子

2150円+税