新田次郎著「珊瑚」灯台ハイキングのガイドさんが 教えてくれた島が舞台の小説 帰宅して早速読んだ 人物設定や心理描写を潔く見事に言い切る なのに それが時々とても切なくて こみ上げるものがあるのが不思議というか 職人技だなあと感動した 福江島から島を眺め 見えない島を探し 富江付近を通りかかった それだけで 作品をぐっと身近に感じ長文も苦にならなかった 新潮文庫 電子書籍 663円