何かを受賞したと聞いて購入

著者の作品は二作目

 

少し回りくどい独白が続くので

それに慣れきるまで

購入したことを少し後悔した

加えて

私側の読解力不足に違いないのだが

繰り返し読んでも

意味がわからない箇所が3つはあった

でも 近頃よくあることなので

気にしないで読み進んだ

 

そうしたら泣いちまった

なかなかの青春物語だった

一人で尖って荒んでいた私の高校時代には

この作品のような穏やかな時間は

流れていなかったので

強い憧れで満たされて読み終わった

しかし 

私の周りには優しさと常識を兼ね備えた

夢に向かって研鑽を積む

素敵な女子高生がたくさんいたことに

改めて気づかされもした

なんと

見捨てずに今でも年賀状をくれる人がいる

そしてそのうちの一人と

夏に会う予定を入れてもらったのだ

 

日頃電車に乗らない人は

電車に揺られてみたくなるかもしれない

 

映像化されそうな予感もある

 

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