この作品はとても売れているようで

やっと昨日書店で買えた

表紙はとてもかわいい一枚の絵

読んでいる間の二時間弱広げてそこに置いて

時々眺めた

しばらく棚に飾っておきたい

 

そして中身は

山本さんが当事者として

まるで鶴の恩返しのように

体と心の状態を

羽を抜いては紡いでくれて出来上がった綺麗な織物

 

マイペースで豊かな自宅での最後には

やはりお金が欠かせないという現実も知った

パートナーは元気でいなくてはならない

だからこれは誰でもが叶えられる

終わり方ではないだろう

 

大病と遭遇しても

積極的な治療をしないと決めている私たち夫婦

どうなりますやら お楽しみ

そう

余命宣告されたとしても

準備ができることは素敵なことだと

改めて気がつかせてもくれた

 

お酒もタバコもやめたって

人間ドックで観察を怠らなくても

病は突然彼女の家のドアをノックした

日々楽しまなくてはいけませんよね!

 

山本さん 

遺してくれてありがとうございました

 

新潮社 1500円+税

 

さあ春の快晴

梯子にまたがって外から窓を拭きましょう✩