小説「自由研究には向かない殺人」翻訳ミステリーでは時々 終盤につい会話だけを拾って 読み進んでしまうことがある こういうジャンルを読みすぎているため 犯人は早々に目星がついてしまったものの この作品は会話のやりとりはもちろん 「地の文」も素敵だったため じっくりと ちゃかり女子高生のピップになりきって楽しみ 終わってしまうのが残念な気持ちで読み終えた 日本にも 若者の情熱で解決できる未解決事件が あるのかもしれない 若者の皆さん 元気でいてください! 創元推理文庫 1400円