膝の半分位まで雪が降った夕方

近所の子供と雪遊びをしていた

 

雪玉を作り

コロナのばかやろうと言って

除雪したアスファルトに叩きつけてみたら

夕方ということもあり

濡れたアスファルトは真っ黒で

そこに雪玉が砕けた

小一少女がため息混じりに言った「花火みたい!

確かに

まるで闇夜に上がった花火みたいで

とても綺麗だった

 

それから 除雪がちょっと無駄になるくらい

たくさん投げたり

落としたりして

雪の花火を楽しんだ