よなかの散歩 新潮文庫今更だが角田光代のエッセイは心地よい嫌いなことも キライじゃなくきらいなんだなあ くらいの感じかといってゆるいわけじゃなく 室井滋のように愚痴っぽくもない林真理子は せっかくのパンストが伝線したっ もうっみたいなちいさなイラつきを感じて刺激的向田邦子は 湿度が高くて 柱時計の振り子の音が聞こえる静けさ沢村貞子は 背筋が伸びていて 目線が高い結局 エッセイ大好き