その彼とだめになった後、
私は壊れていた。
誘われるコンパには必ず行ったし、
告白されれば、見た目がよければ付き合った。
好きでもない男でも、1回くらいしかあったことのない男でも
心に出来た空白の時間を埋めたくてただ、一緒にいてくれる人を求めた。
好きだといってくれる男がいることで満足していた。
自分から人を好きになるなんて、もう辛いだけ・・・・。
私はもう、愛するより、愛されればそれでいい・・・・。
そう、考えるようになっていた。
何人かの男が、私の前に現れ、姿を消していった。
中には、私の事を本当に好きになってくれる人もいた。
いや、もしかしたら、彼らのすべてが私の事を思ってくれていた・・・・。
けれど、その気持ちが、どうしても辛かった・・・。
私が、相手のことを好きになれなくて、
結局は別れていた・・・。
振られる事もあった・・・・
「姫子の気持ちが分からない」と・・・
けれど、その彼らの誰にも体を許すことだけは出来なかった
どうしても、心がくるしくて、
どうしても、涙があふれて・・・・。
その彼のことが、どうしても忘れられなくて、
ふとした瞬間に思い出しては涙を流していた。