では、『生島ヒストリー104』です。



…ミセス・ウィルソンの家には、ボクの他にもうひとりパキスタンからの留学生が住んでいた。


彼には、アメリカ人のガールフレンドがいたので、たびたび下宿に帰ってこないことがあり、そのことでよくミセス・ウィルソンと口論をしていた。



新しい下宿にも慣れてきたころ、ボクにも時折ガールフレンドが遊びにくるようになった。


ところが、ちょうどいい頃合い?になると、ミセス・ウィルソンがノックもせずにボクの部屋を開けようとする…


ボク、ホントにマイってしまいまして、思わず口をついて出る言葉が日本語になるくらい、大慌てでドアを押さえた思い出もあるんです。


ボクがガールフレンドといると、わざわざボクの部屋を通っていく。


好奇心のカタマリというか、好きですね、73歳にして。