では、『生島ヒストリー92』です。



…TOEFLテストに合格したし、学費もたまったし、車も買った。


ついに、アメリカ留学の条件が整った!



ボクは、72年の9月から、ディズニーランドの近くにあるフルトン・コミュニティ・カレッジに入学することになった。


この大学は、「コミュニティ」…つまり地域の人のための学校ということで、地域の住民は授業料を払う必要がない。


登録費用として5ドルを払いさえすればいい。



ボクの場合は留学生だから、一単位につき30ドル払うというシステム。


最低12単位は取得しないとフルタイムの留学生になれないから、授業料は最低360ドルかかる。



授業料と車の購入費、そして車の保険などで1200ドル消えていった。


いつの世もためるのは大変で、消えるのはあっという間ですねぇ。