では、『生島ヒストリー64』です。



…アメリカに行けば英語がブラッシュアップできると思っている人が大勢いるが、そんなアマイものじゃない。


本土に行っても、それ相応のことをやらないと、せいぜい、体のいいアイサツ英語を覚えて帰るのが関の山というところだ。



ボクも、せっかくアメリカに来ても、日本人との生活ばかりではどうしようもないと、
そろそろ真剣に自立を考え始めていたところっだった。



ディズニーランド・ホテルの従業員は、ボクよりずっと高年齢の人が多かった。


そんななか途中から、トニーという若いイタリア系アメリカンがボクと同じようにハウスボーイで入ってきて、彼とすっかり意気投合してしまった。



ランチタイムはもちろん、終業後、酒を飲みにいったり、
特に金曜日の夜などは近くのプレイボーイクラブに行ったりと、一緒にアメリカンライフをエンジョイした。