8月になり、あの混雑ぶりは何処へやら…
また、次の波がくるんだろうな~(遠い目…)
ということで、ちょっと余裕なこの日々に、ガスケな日々を書きとめようと思います。
今回は腹圧について!
腹部は上下可動式天井にあたる“横隔膜”と上げ蓋(コレがポイント!)式床の“骨盤底”、伸縮自在の壁に囲まれた空間です。
いつもみんな(肝臓とか腸とかの色んな臓器)を支えてくれてる骨盤底!
あんまり無理をさせてると、年齢とともに、支える力が衰えてきます。
日頃から、骨盤底に無理な力がかからないようにしよう!ということで、登場したのがガスケアプローチです。
腹部の中にあるものを外に出そうとする時、どんな圧力が加わったら効率的だと思いますか?
横隔膜を下げて、内蔵の重みもかけて、パワーで押し出す。そんな、イメージはないでしょうか?
実は、この方法だと上げ蓋式に開く扉の上に、重い荷物をどっかりのせて、なおかつ反対方向に扉をなこじ開けようとしてることになるんです。
しかも、人って予期しない時に(骨盤底だと弛緩して、下がってる時ですね)、衝撃を受けるとダメージが大きいものです。
だから、やむを得ず腹圧をかける必要がある時は、動作の前に骨盤底の筋肉を収縮させて(力がかかるよ~っていう前振りですね)、動作中は息を吐きながら行うといいんです。
ということで正解は…
腕を上げて横隔膜を上げる(コレで内蔵が持ち上がって、重みが軽減)
背筋を伸ばし、風船を膨らますように息をはくと、周りの壁である腹横筋が収縮して、上手に圧がかかるんですよ。
さて、コレは何に使えるかと言えば『毎日の排泄』です。
実際に洋式トイレに座る場合、これで足の付け根の角度が体に対して、90度以下になるように(背の低い人は爪先立つか足のしたに本を置く)座れば完璧です。
ちなみに、当院スタッフで効果は実証済み(笑)!!おためしあれ~