『僕から出る嘘の言葉。』 | -----この世界に映る偽りという名のボク。

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基本書いているのは短編という名の自分がふと思ったことです。
誰かの心に留めていただけるような文章が書けるように日々頑張っています。

僕に向けて『大丈夫?』と聞いてくれる人がいる。
  でも 僕はどうしても嘘の言葉を言ってしまう。

 『大丈夫だよ。心配しないで』なんて。

 ホントは大丈夫なんかじゃないのに
                  どうしても。

 心配かけたくないって言う気持ちもある。
   それは普通なんだと思う。

 でも ある人は僕にいったんだ。
   
 『○○が今抱えてる事全部受け止めてあげるから』って。

 嬉しかった。
  でも まだ一つ話せていないんだ。

 だけど あのことに僕はあまり触れられないんだ。
   思い出すと苦しくなって今までの自分がいなくなってしまいそうだから。

 ・・・それに一回僕は『僕』じゃなくなっているのだから。

 分かってるんだ。
   あのことがあった以前の『僕』と今の僕が全然違うことぐらい。
 
 皆気づいていないだけ。
 
 僕はいつの間に
   人を憎むようになったのだろう。
 
 人をずっと嫌いなならなかった僕だったのに。

 僕はいつの間に
  人に触れることを恐れ始めたんだろう。

 誰にでも笑いかけてた僕だったのに。

 ・・・・僕は今笑えているの?
   僕には鏡に映る僕が泣いてるようにしか見えないんだ。

 そんな状態なのに生きている僕はとても醜くて・・・
   とても・・『生きている』なんていえない気がするんだ。

 ・・・いつからだろうか。
  人の心に奥深く触れてはならないと気づいたのは。

 触れすぎたら 後戻りできなくなる。

 でも逆に触れなさ過ぎたら
   すぐにその人との関係は消え去ってしまう。

 だから思ったのかな。
  ううん・・・ いつ覚えたのかな?

 『愛想笑い』なんて嘘の笑い方。

 ・・・僕は嘘だらけじゃないか。

 これを生きてるといえるのか?

 これじゃぁ・・死んでるのと同じだよ・・
   ・・・そういえば・・・僕が書いた小説にも同じ奴がいたっけ。

 書いたキャラクターに似ちゃうのってナゼなんだろうかな。
   僕はそういうのばっかりだよ。

 ・・・その人の『ココロ』触れたら
     自分も苦しむようになる。

 だから僕は少しだけ触れるんだ。

 僕はいくら傷ついてもいいから。


 ・・・言ったでしょう?
 
  
 僕にはもう・・・ ナニモナイ  からって・・・。

 

 ・・・お願いです。

 これだけは教えてください。

  ・・・・僕に『本当』なんてあるのですか?


 そして・・・あなたの痛みを・・・分けていただけないでしょうか・・・。

 僕が生きる意味はきっと聞くことなんだろうって思うから・・

 
 其処には 
  『嘘』の言葉なんかありませんから。

 ・・いや、あるかも知れません。

 でも それは僕の気持ちなんです。
   いくらその言葉がきれいごとでも 
     僕はいいつづけます。

 『(ここにはあなたの傷に向けて書かれるでしょう。)


まずは…


 笑っていきましょう。

    この世界と一緒に。



(もしかしたら秘密の言葉が隠れてるかもしれません)