オラ🇸🇻
2023年10月27日〜11月7日
彼がサーフィンに行かない日は
宿のサブローさんに教えてもらい
ローカルのバスに乗り
2人で別の街へと足を運んでみました。
※サブローさんについては前回の記事を参照してください
ただこのバス、本当に毎回満員で!
ここらの地域の人たちは車がなければバスだけが唯一の交通手段なので混むのはわかるんですけど、混みすぎて見て欲しい!私運転手の隣に立ってて、自分のお尻に運転手さんのギアハンドルが当たるんですよ!
写ってるては運転手さんね!お金の入った箱を押さえてる笑
無事目的地へと着いてバスを見たらはみ出てる〜!
バスに乗るだけでパワフルさを感じました。
せっかくなので街をぶらりと散歩♩
広場ではちょっとした野菜を売ってたりしました
そしてここがお目当ての海鮮市場!
割と最近出来たようで綺麗な施設です。
中は新鮮だけど見たことない魚やエビ、貝などがずらりと並んでいます。
しかしこの日は行くのが遅すぎて、お目当てのセビーチェを食べれなかったので新鮮なエビを購入して帰宅。
帰りにこのトラックで乗り降りしてる人も見かけたんだけど、どうやらこれもバス的な役割らしい…
どうせなら乗ってみたかったなぁ
気を取り直して別日に再び朝早く海鮮市場へ!
ありました!!
こちらがセビーチェです!
魚介たっぷり!に合わせて玉ねぎやトマトと和えられたすっぱくて唐辛子のアクセントもあるマリネ!
これが本当に美味しいんだよな〜!
日本でも作れるかな?
他にもライチを1キロ買って毎日デザートとして食べたり
パイナップルやプラタノっていうどっちかっていうとお芋のように使われる硬めのバナナを焼いて砂糖をかけて食べたり(写真のは焦げすぎ)
ミキサーもあるので牛乳を買ってバナナスムージーを作ったり自炊もかなり楽しんで毎日過ごしてました♩
前回紹介したププサというエルサルバドルの食べ物はこんな風に焼いて作ってくれるんです!
モチモチで美味しかったなぁ
*****
そして少し悲しいお話になってしまうのですが、
私達が宿泊してる宿は私達以外ほとんどがプロサーファーか、かなり上級者のサーフィンが好きな方が泊まっていました。
人数もそう多くないので、宿で会えば挨拶も交わしますし、お話もちょこちょこしてました。
その中に1組のエクアドル人の家族がいました。
私達と歳も近い30代の夫婦と2歳くらいの息子さん、素敵な家族でしたがある夜12時前くらいに奥さんの泣き叫ぶ声。
サブローさんに手伝って欲しいと声をかけられ、言われるがまま向かうとそこには旦那さんがベットに横たわり心肺蘇生をされていて奥さんは息子を抱きしめ震えて泣いていました。
私はすかさず奥さんと息子さんの元に駆け寄り背中をひたすらさすり続けました。
旦那さんはサブローさんの車で病院へと運ばれましたが、なす術もなく一つの命が一瞬で消えてしまいました。
旦那さんは持病もなく、突然痙攣して心臓が止まってしまい死因はわかりません。本当に急な出来事でした。
そして後日、旦那さんを偲ぶセレモニーが行われました。
サーファー仲間がエルサルバドルの海に集まり、のべ100人近くが花とサーフボードを持って沖にパドルアウトして輪になります。
そして花を海に手向け、海面を叩いてお別れをするそうです。
海と共に過ごしたサーファーならではの追悼セレモニーの存在を私は知らなかったですが、きっと亡くなったサーファーにとっても素敵な形のセレモニーである事を同時に知りました。
数日間私達も少し沈んだ気持ちになりましたが、一期一会のこの出会いを忘れずに私たちの胸の中には残しておこうと思い、エルサルバドルを去りました。
次回はまたまた情報の少ない国、ニカラグア🇳🇮へ。
アディオス🇸🇻