新卒で監査法人勤務2年目のUSCPAです。監査法人で働くってどんな感じかということを個人的に書いています(テーマは在宅勤務、職場環境、キャリア、投資などいろいろです。)今回は監査法人のメリット・デメリットを書いていこうと思います!(代表的なものだけ)

 

・メリットニコニコ

①一般事業と比べると年収が高い

これはよく聞く話ですよね、だいたい500万くらいですかね。そのかわり、住宅手当などはあまり充実していないので、そこら辺の大企業とかとそこまで変わらないのかなと思います。

 

②経理系に強くなる、エクセルスキルが身につく

会社の経理とやり取りしているので、経理の仕訳とか会計システムに強くなります。

エクセルを使って監査しているのでエクセルのショートカット、関数などが強くなります。(すごい人はマクロとかも使いこなせるらしい)

 

③人がいい

これはチームによるので運ですが、今まで意地悪な人とか理不尽な人と仕事したことはないです。結構なんでも質問させてもらっているのですごくストレスがない状態で働けています。(他の会社を知らないので他の会社のストレス状態と比較できないですが、、、)

 

④長期休暇がとれる

夏はお盆あたりに10日間くらい、冬も年末あたりにそれくらい休暇があるので旅行などに行きやすいです。有給もうまく使えば外国だって余裕で行けちゃいますよ!

 

デメリットプンプン

①次のキャリアを考えるときに監査自体の経験が直接活かされない

監査は独占業務なのでBig4を含め監査法人、会計事務所に転職しない限りは、監査知識などの経験はあまり活かせないかなと思います。(ただ分析とか、クライアントとのコミュニケーションなどをしているのでそういう経験はもちろん他でも活きてくるかと思います。)

 

②監査がつまらない

監査は過去の事象についての説明が必要で、未来についてはリスクという点くらいでしか考えていないようなので、そこらへんはあまり面白くないかもしれません。あとはチームによって手続きは異なるものの基本的にルーティーンワークですね。

 

③繁忙期は忙しい

4-6月は繁忙期なのでやはり忙しいです。GWがほとんどない人とかもいます。かくいう僕も今は4連休だというのに、今のプロジェクトが炎上中で、そのうち2日は普通に勤務しています。2年目になって比較にならないくらい忙しくなったので、上の人はもっと忙しいでしょうね

 

④職業柄ありがとうと言われないのでモチベーションを保ちづらい/経理の人が監査対応を嫌がる

我々は投資家のために財務諸表監査をしているのですが、投資家とは直接会うはずもなく、感謝もされません。しかも、経理の人にとっては監査対応はめんどくさいのであまりいい顔をされません。(この前も会社の仕訳についていろいろ聞いたら、なんでそんなこと聞いてくるのって言われました。年次が若くて説明がうまくないのでそういうことが起きて結構グサッと来るときはあります汗)

 

⑤投資に制限がある

これは個人的に結構つらいのですが、監査法人は独立性保持のためにクライアントの株保有禁止など制限があります。なので自由に自分の好きな株を持てなかったりします。持っていた株の会社が自分の所属する監査法人のクライアントになったら即時売らないといけない可能性も出てくるのであまり積極的に投資ができないんです!

 

こんな感じでしょうか。こうなるとどういう観点で就活すればいいんだよ!と考えますよね。

僕もいろいろ悩み、迷走中です(笑)

けっこう、サイトではUSCPAで監査法人入るとお得とか書いてありますが、実際はいってみるとモチベーションとか保ち方が難しい職業ではあるかなと思います。

次回は最近オリラジのあっちゃんが紹介していた科学的な適職の7つの項目から監査法人の点数をつけてみようかなと思います!

ではでは