最近、全くブログを書いていなかった私。

何してるか、同期でさえあんまり知らないかもしれない。
なので、この機会に書いてみるよ!
 
まず、北海道で何をしてるのか。
私は精神科のデイケアにセッセと通っています。
そのデイケアのプログラムがこれだ!
 
 
週に3、4日、行っております。
これほどの充実したプログラムは、他にはないと思う。東京でさえ!
精神障害については、北海道が最先端だと私は感じています。
 
で、なんでプログラムなんて、私は学ぼうと思ったのか。
(前も書いたはずだけど、大事なことなので何度でも書くよ!)
 
私ね、躁うつ病の発病は17才の頃です。
不安定な自分を抱えて、どう生きて良いのかさっぱりわからなくなった。もともと、人間関係も、どうしていいのかわからない方でした。
 
病気は、躁鬱病の人が集まる掲示板に出会って、知識が増えていきました。だんだん薬を使いこなせるようにもなっていった。
病気のことを知るのは、精神障害の人にとってとっても大事なんだけど、この部分は最近本がとても解りやすくなって学びやすくなったと思います。あと、精神科もだいぶ開けてきて、かかることが特別じゃなくなってるので、前よりは薬を飲んでることも受け入れやすくなってるはず。
 
人間関係のことは一人では学びようがないのが辛いとこでしたが、25才を過ぎて心理学(交流分析・TA)に出会って、少しずつ人同士の交流の成り立ちがわかってきた。「あー、こういう仕組みなのかぁ。それで、こんな時は、こう考えて、こうすりゃいいのかぁ」って。
 
精神障害でも、人間関係でも、思うんですが、わかってきて改めて、「教えてくんなきゃわかんねぇよ!!」って思いました。すごく苦労する部分だから、言葉で解るように誰かに教えて欲しかったな。学校で教えてくれればいいのに!
ホントはね、プログラムを伝える前に、この部分の学習がまず必要だと思ってるんです。
ただ、病気と人間関係のことは、数年かけてちょっとずつ学ぶしかないところがあるとも思います。インスタントな短期間の学習ではなかなか…。
精神科にかかると、病院のデイケアとか支援センターは低額か無料で受けられるので、今後はそこで、病気の知識を仕入れ、人間関係の基礎を学ぶプログラムが出てくることを期待しています。
 
で、私が今学んでいる、そんな基礎以外のプログラムはどんなのかっていうと、例えば、
 
◎アンガーコントロール…自分の怒りとの付き合い方を学ぶ
◎SST…人とのコミュニケーションで苦手なことを、ロールプレイで実際に誰かに相手役になってもらったりしながら、練習する
◎メタ認知…人は、自分が正しいと思い込んでいるけど、一歩引いて考えると、常識と思っていたことが、実は自分の思い込みだったりすることに気づいて、物事を客観的に見る視点を養う
 
などなど、こんな感じに、狭い範囲での苦手なことの解消を目指してる感じです。
これは、インスタントでも全然有効!SSTのプログラムの中で、電話かけるのが憂鬱なとこに電話かける練習とかを実際にすると、すっごいハードル下がるのです。
で、どれも一つのプログラムとして、ある程度完成されてるから、一回だけ受けても、何かを得やすい。
病気のこととか、人間関係全般とか、大きなことを伝える前に、お手軽に自分を振り返るプログラムをまず伝えていって、「少しずつ怒りの扱いはうまくなってきたけど、でもやっぱり、心の底にすごい怒りがあって、それに困ってしまうな…」みたいな思いが出てきたら、もっと継続して、心理学とか(いっそ、心屋とか!)を学んでもらえたらいいかな、と思うのです。
 
これを心屋のシステムで例えると…。
最終的にはマスターコースをおすすめするけど、初めにドンと何十万円単位をかけるのは難しいだろうから、まず初級セミナーに行って、体験しておいで、と勧める感じに近いのかな?
お試しで一日コースに行って、なれたら、二日コースに行って、良かったら、半年コース、みたいな感じが、物を学ぶ時は楽じゃないですか。
そう思って、まずお手軽コースを学んでいるわけです。
 
で、心理学系の心を深く探っていくプログラムの『サイコドラマ』とか『プレイバックシアター』にも参加しつつ、教育系?要素の強い、学習型の『SST』とか『アンガーコントロール』も指導する目線まで立てたらと思い顔を出し、日本独自の取り組みの『当事者研究』の司会も経験を重ね、精神障害の世界で急速に普及を始めた『WRAP(元気回復行動プラン)』も病院での司会を頑張ったりしていたら…。
 
いっぱいいっぱいになってきたで!!( ;∀;)
 
特に、精神科の病棟とかデイケアとかで、WRAPの司会を担当したりしてるんだけど、病院って、方針かなり変わっちゃうのよ!
お仕事を目指している人のためのプログラムが、やっぱりのんびりデイケアのプログラムに変更になったり、こっちが「こういう人達には、こんな感じの伝え方が良いはず…」とか作戦練っても、数か月先に対象者が変わってしまうのですよ!!!!!
「こないだ、用紙作ったとこやんか!!!!!」
みたいな。
 
そんな、どうにもならない悩みが結構あるのですが、私は、精神障害の世界にいると、『当事者なのに支援者みたいなことをしようとしてる、変わった人』って感じで、心屋の世界に行くと、『一般の人達を視野に入れず、精神障害の世界だけをターゲットにしてる変わった人』になってる気がするのです。
だから、これからしていきたい活動の悩みを、ピンポイントで人と共有しにくい…。
 
けど、2ヵ月札幌・1ヵ月大阪生活で、とにかく色んな所に顔を出して、話して、話して、伝えて、伝えて、してると、自分と合ういろんなタイプの人に出会えて来る。私は、自分のことを掘り下げて、人との違いをちゃんと言葉にして、相手に伝えていく人がすごく好きみたい。知的障害をともなわない発達障害の人の集まりなんかに行くと、割と居心地が良かったりします。発達障害の人は、マイルールと一般ルールが違うのが大前提になってるので、自分と人の違いを自覚し、人との距離もきちんととってくれるので、すごくお付き合いしやすいですよ。精神障害の人は、自分の持ってる生きにくさを、一般の人に向けて語れる人がまだまだ少ないので、発達障害の人の伝え方を、精神障害の人にお届けしていくのが、自分の役割の一つにあるのかも、と思います。
 
…結構自分の活動を書いてみたけど、少しは伝わる感じに書けてるでしょうか…?
精神障害系の活動は、冊子にまとめたのがあるので、今後はそれを心屋の人にも渡せたらいいな、と思ってます。
その冊子、精神障害系の知り合いには、たくさん押し付けまくったんだけど、精神系は活動ネームも違うし(『転々屋いくら』って名前は、完全に心屋だけで使ってます…気に入ってるんだけど!)、なんとなく、今までは心屋の友達に渡すのに躊躇しちゃってました…。
11月後半~12月前半にまた大阪に戻ってくるので、その時にでも渡していこう!お知り合いは、いくらが目いっぱい詰まった冊子を押し付けられるけど、ま、受け取ってあげてください。40ページあるけど、気にしないで!(両面印刷がスゲー大変なのを痛感してます)
 
あ、そうだ、私、前に引っ越しの話もしてましたね?(覚えてくれてる人がいるのかなぁ?)
あれね、7月末にやっと、同じマンション内で引っ越したんですよ!
で、鬱が残っている頃に荷物の移動が重なって(知り合いに手伝ってもらって、数日にかけて移動したのです)、引っ越しを終えた頃にはボロボロになって、逃げるように大阪に帰って来て、今ようやく落ち着いた感じだったのです。
 
しかし!9月頭に札幌に帰ったら、また新しいお家での生活が始まるので、すぐ慣れるのか不安もあります。騒音問題で引っ越しししたのに、新しいお部屋のお風呂からも歌声が聞こえてくるのに、引っ越し前に気づいてしまっていたし…。
今年に入って、頭の中が引っ越しのことに占領されていたので、色んな場所への連絡とか、もしかしたら充分に出来てないかもしれません。その時処理できないのを、放置してそのまま、もあるかも…。不義理してる方は、本当にごめんなさい。大阪に来たら、大阪の活動を優先させたので、それらに手を付けるのは、9月中頃になると思います…。
 
札幌に帰ったら、とりあえず、引っ越し前に気になっていた事柄に、手を付けるつもりです。
ちなみに、私、来年の春に、『当事者研究』発祥の施設に、さらに引っ越し予定です。(←ほぼ確定。北海道の南側、空港に出るのに4時間近くかかる場所です)、それもあって、いまだにどこに居ても、さすらい人みたいな気持ちになって、落ち着いてないのもあるんですが、それはまぁ、自分で選んだ生き方なので…仕方ないよね(+_+)
 
とにかく、実際に会えた人に「最近、どうしてるの?」と聞かれても、どこから話したもんだか…って感じだったので、頑張ってブログ書いてみました!
いくらは相変わらず、ドッタンバッタン転げながら、どん欲に生きております!
 
これもまた覚えている人がいるのか怪しいですが、Oリングさんの「お隣さんの方が、引っ越すよ」予言の結末は、札幌に帰ったら書きますね。今聞いたら、「もう引っ越してるよ!」とか言ってる。ホントかよ!?
私の、Oリングさんとの、どつき漫才生活も健在です。あ、でも、Oリングさんに尋ねる機会は減りました。必要とあらば平気で嘘をつく存在に、いちいち相談する気になれなくてね!でも、優柔不断な私の最後の一押しになるのは、今でもOリングさんです。なので、居てくれて?良かったとは思ってるの…。
 
ではでは、生活を規則正しくしない(=自分の体内時計と仲良く生きていく)がモットーの●いくら●が、深夜にお届けいたしました♪