大きなイベントは忘れないうちに書いとかないと!!
3月4日はお義父さんの命日。
ってことで、3月最初の週末にお墓参りに行って来ました。
子守りのため来韓中だった父も一緒です。
新婚早々、大馬鹿マグロに呆れ果て、本気で離婚しようかと思ったことがあったんですが。
その時に、うちの両親が、
「あのご両親の息子だから根は腐っていないだろう」
と言い、私も離婚を踏みとどまりました。
うちの両親は、マグロというより義両親をとても信頼していました。
そんな関係ですので、この機会にお義父さんのお墓に行けたことを父も喜んでいました。
お義父さんのお墓がある田舎は、コヤン市の我が家から車で4~5時間ほど。
義兄が朝10時に集合っていうものですから、6時に出発しました。
6時出発でも10時にはギリギリですのに。
マグロさんが、
「大体、兄さんはいつも目標設定が高すぎる。
誰も10時までにはつかないよ。ゆっくりでいい」
と言い張りまして。
途中、SAでご飯を食べたり、
しょっちゅう眠くなるマグロのために休んだり。
졸음쉼터(居眠り用の小さな休憩所)で眠気覚ましの運動中。
義兄に怒られるとヤキモキしながら車で待つ私。
こうして休み休み向かったので、
うちだけ遅刻。
義兄宅の車は、トイレ以外ほぼ休むことなく走り続けたそうです。
すみません~
みんな先に山の上にあるお墓に行っていたので、我々も急いでいきました。
お墓に着いたらマグロ家のみんなが迎えてくれました。
みんなと一緒に、なぜか巨大な白い犬がいました。
え?どこの犬!???
と驚きましたら、マグロ家の誰も知らないと。
お義父さんのお墓の前にいたそうです。
とっても人懐っこく、私たちの周りから離れません。
私は思わず言いました。
「この犬・・・・お義父さんじゃ・・・・・・?」
マグロ家のみんな、私の言葉に苦笑していましたが。
私と同じ感性を持つ義妹が、
はっ!!!
とした表情をしていました。
私は霊感とか全くないけど、こういうことは信じる傾向にあります。
母の命日に現れた蚊すらも、
お母さんかもしれない・・・・・・
と思い、殺すことができません。
見知らぬ犬なのに、我々にべったりですし。
お義父さんのお墓から離れようとしません。
間違いない!!!
お、お義父さん・・・・・・・
私たちに会いに来てくれたんですね・・・・
胸を熱くして犬を見ていましたら。
お墓から離れようとしない犬に、お義母さんがブチギレ。
「一体、どこの犬だね!この犬は!!
カー!(あっち行けー!) カー!(あっち行けー!)」
と、すごい剣幕で犬を追い払い、それを見た義妹が、
「オンマ!その犬は
アッパラニカ!!!(パパだってば!!)」
と止めていました。
義妹よ、やっぱり私とあなたは気が合うわ。
みんなが揃ったところで、お義父さんのお墓の前で儀式。
父はしなくていいと言われていましたが、一緒にお辞儀をしていました。
儀式が終わった後は、山を下りてお義父さんの生家へ。
そこでは、テグ市からやってきたお義父さんのお姉さんである伯母さんが、
食事の準備をして待っていてくれました。
父が来るということで、ものすごく沢山の料理が。
写真は準備中に撮ったもので、
実際にはもう一つテーブルを出して沢山の料理が並びました。
ブログに書いたことがありますけど、伯母さんの料理は絶品。
美味しくて美味しくて。
遅刻までして無駄にSAでお腹を満たしてきたことを後悔しました。
父が「梅干しの国から来た」ってことで、梅の漬物まで作ってくれた伯母さん。
わざわざ遠いお墓まで来てくれてありがとうと、最後まで父にお礼を言ってくれました。
食後は村をお散歩~
たまーに観光客が来るほど、昔のままの村。
韓屋が残るソウルの北村が大好きな父は喜んでいました。
義父の生家と父。
半日を車で過ごし、疲れはしましたが。
マグロ家のみんなと久しぶりにゆっくり過ごせて、心はほっこりしていた私。
しかしながら、この日の夜。
帰宅直後に蕁麻疹が発症!!!
この日に限って、数多くの種類の食べ物を摂取し、
犬をさわり、PM2.5に晒されまくり・・・・・
原因が思い当たりすぎて、逆に分からない。
とにかく、今現在は蕁麻疹が出なくなったので良かったです。
あの犬、結局は村の人が飼っている犬だった。
でも、お義父さんが姿を借りてたって信じてる!!(しつこい)