エビが赤ちゃんの頃は、日本に帰省しても引きこもっており。
ちょっと大きくなってからは、父に預けて私だけ遊びに行っていました。
そんなエビも4歳9ヶ月。
だいぶ外出も楽になったので、今回の帰省中は都内の友人宅に一緒に泊まりに行ったり、
親戚の集まりにも参加したりして、色んな人にエビを会わせることができました。
みんな赤ちゃん以来、久しぶりにエビを見たので、
その成長っぷりに驚いていました。
色んな人に会わせて感じたこと。
やはり、エビは
人見知り&場所見知り皆無。
初めて行った友人宅でも、到着早々くつろいでいたのでビックリされました。
ささっと靴下を脱いで、もくもくと遊び始めるエビ。
友人の子供たちの方が呆気に取られていました。
今回思ったんですけど、
日本の子供は
室内で靴下脱がないんですかね?
韓国は家の中が暖かいからか、家に帰ってきたらすぐ靴下を脱ぐ癖が。
室内では裸足のエビ、「寒くないの?」とかなり聞かれていました。
てか、子供とはいえ、人んちで靴下脱いでるのって失礼なのかしら?
もはやそういう感覚が分からなくなってきている私…
友人宅に泊まった時は、友人の子供たちと寝たため、私は一人で就寝。
翌朝、私を起こすより前に、友人夫婦が寝ている部屋へ行き、
「朝ごはん食べたい」
と友人を起こしたそう。
あんた!どんだけ図々しいの!
唯一母を頼って来たのは、トイレで誤ってズボンを濡らし、
「着替えたい」と言って来た時だけでした。
父宅でも父と寝て、私だけ出かける日も、
「おもしろく遊んできてね~」
と微妙な韓国語的表現で送り出してくれました。
周りから若干引かれるほど食べ続け、
1日に4回もバナナのようなアレを出す始末。
よく食べて、よく出す。
赤ん坊の頃から変わりません。
さて、今回久しぶりに、韓国人の子供でも日韓夫婦の子供でもなく、
日本生まれ日本育ちの子供たちと交わったわけですが。
友人の子供たちと
従兄たちと。
大勢のはとこたちと。
大人は別に何も言わないけどさ。
子供たちからは案の定、
「わたし」を突っ込まれていたよ。
エビ、自分のこと「わたし」って言うんです。
私から日本語を覚えているから、女言葉になっているみたい。
一時期、「僕」も使っていましたが、トトロにはまった時に、
「わたし」が定着してしまいました。
サツキが「わたし」って言うもんね。
あと、イントネーションがおかしくて。
韓国語から来る訛りなのか、私が訛っているのか。
エビ独特の喋り方があるんです。
それをマネされていましたわ。
私も普段、エビの日本語に慣れすぎちゃってて、
今回、純粋な日本の子たちと一緒にいたら、
エビの日本語のおかしい部分がよく分かりました。
エビの「わたし」は、私がカワイイと思ってわざと直していなかったんですが。
エビが急に日本の幼稚園や学校に行くことになったら、からかわれること間違いなし!
日本にいる間に「僕」にしよう!と、友人や家族も協力してくれ、
「僕って言いなさい」と注意し続けたんですけどね。
一瞬は直るものの、韓国に戻ってきた今、
「わたし」としか言いません。
すでに、固まってしまったようです。
母の不覚・・・・
このように変な日本語ですが、大人たちからは褒められていたエビ。
みんなエビが韓国育ちのため、日本語がほとんど通じないと思っていたようです。
“思ってたより日本語ができた”ってことなんですが、
「エビちゃん日本語上手だね~!すごいね~!」
と言ってもらえ、エビもまんざらでもなさそう。
日本語を話すと褒められるという環境をちょくちょく作ってあげ、
エビに日本語の必要性を感じさせ続けるのがいいなと思いました。
行きの飛行機ではエビ連れということに若干緊張感を持ち、
お菓子やらオモチャやらを準備して備えていた私。
しかしながら、帰りの飛行機では、
エビは大人しいから~
と気楽に搭乗。
ただ日本にいる間、父や他の人にお世話を任せていて、
エビに関わっていなかっただけなんですけど。
すっかり手のかからない子という認識になってしまっていました。
おかげで、
最悪だったわ。
隣の人の席に腕やら足が飛び出すし、
前の座席を蹴るし、
離陸前に飛行機が飛ばないことにキレるし、
寝起きは機内でギャン泣き。
私はひたすら周囲に謝りまくり、脂汗ダラダラ。
身体から発酵臭が漂っていましたよ。
やっぱり子連れって大変だな・・・・
と痛感した日本帰省の締めくくりでありました。
友人の子供たちと。
エビにとってもいい経験でした!