老猫のまき爪が肉球に、、、。 | 『猫徒然日記』

『猫徒然日記』

・野原で生まれた兄妹猫がかわいくて始めたblog
 去年兄猫チャロが糖尿病で亡くなり
 今は17歳の妹猫ココだけになりました
 ココは、足腰は弱りましたが元気でいます
・こちらは本州の北端、津軽の生活の様子も
 ちょこっと触れつつ猫の日常を載せています

猫にもまき爪があるなんて知りませんでした。
先のチャロの話です。
 
ある時、猫の動作が、微妙に不自然なのに気がつきました。
歩くと普通のようなのに、リズムが違うというのか、止まり方が違うというのか、ふとした動作が、何かおかしいのです。
 
けがをしてきたのかな、と思って、抱いて調べてみても、傷は見当たりません。何回も抱いたり、歩かせたりして、とうとう、発見しました。
 
前左足の爪が1本、肉球に食い込んでいたのです。
 
そういえば、この頃爪を切っていなかったな、と思って、すぐ切ってやろうとしましたが、うまくいきません。肉球がじゃまになって、
『もし、肉もいっしょにパチンとやってしまったら、痛いだろうな。』
と思うと、とても手を出せません。
 
次の日、病院に連れていったら、
先生は、爪をひっぱったのか、肉球を押したのか、難なく爪を切ってしまいました。
ついでに、分厚くなっていた爪をはがして、細い新しい爪を出してくれました。
筍の皮がむけたように、少し曲がったきれいな爪がよみがえりかした。
 
高齢猫になると、爪も老化して曲がってくる、ということでした。
カルテに“爪切り”とあって、爪切りも満足にできなかったかと、恥かしくなった帰り道でした。
 
チャロは、いつもの通り、うなって、あばれて、元気でした。
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