ハロウィンでは、魔女やおばけに仮装した子どもたちが、日没後に近所の家を訪問して「トリック・オア・トリート!(Trick or Treat!)」と唱えている風景が有名です。

トリック・オア・トリートとは、日本語に訳すと「お菓子をくれないといたずらするぞ!」という意味になります。子どもに聞かれた大人は、「ハッピーハロウィン」と答えて、お菓子をあげるのが一般的です。諸説ありますが、中世ヨーロッパで農民がお祭り用の食材をもらい歩いた様子が由来とされています。また、悪霊にお菓子を渡して家に入って来ないようお願いするという意味もあるそうです。

ちなみに日本で最初にハロウィンを取り扱ったのは、1970年代の原宿にあったキディランド原宿店だといわれています。

日本では近所の家を回ってお菓子をもらう風習はあまり定着していないかもしれませんが、アメリカでは仮装と並んで、ハロウィンの風物詩のひとつとなっています。季節限定のお菓子などを用意して、ハロウィンを楽しんでみるのも良いかもしれませんね♪