育脳シニアピアノレッスンの教科書 南アルプス市支部 小澤靖子です
年齢を重ねると、家で過ごす時間が増えていきます。暮らしを見直したり整えることは、体力があって元気なうちにしておきたいことのひとつ。この機会に、家の中を見直したり、整えてみてはいかがでしょうか。今回は、シニアの方々が住まいと暮らしを見直す際のポイントをご紹介します。これらのポイントに沿って、身近なことから見直してみてください。
【目次】
【Point1】安全性を再確認
【Point2】変化に対応できるライフライン
【Point3】セキュリティは万全ですか
【Point4】いざというとき、対応できるように
【Point5】住まいのメンテナスについて
【Point6】住居のカタチも考えておく
【Point7】心休まる空間づくりを
まとめ
【Point1】安全性を再確認
シニアの方々にとって、住まいの安全性や利便性はとても重要です。年齢を重ねると、筋力も衰えていきます。階段に手すりをつけたり、スロープを導入するなども検討しましょう。ちょっとした段差でもつまずきやすくなり、それがケガの原因になることもあります。今は見過ごしているような小さな段差も、未来の安全のために対策を考えておきましょう。
【Point2】変化に対応できるライフライン
日常生活の利便性も重要です。「車がないと生活できない」という方も、いずれは運転免許を返納することも念頭に、買い出しや通院などのライフラインの確保についても考えておきましょう。どのような行政サービスが利用できるのかを確認しておくことも大切です。
【Point3】セキュリティは万全ですか
近年、シニアの方を標的にした犯罪が多発しています。皆さん、家族で合言葉を決めたり、知らない番号の着信には出ないなど、対策を講じていることと思います。ただ、犯罪者もつぎつぎと手を変え、巧妙に私たちの心に踏み込んできます。どのような犯罪が増えていて、どんな手口でだまそうとしてくるのか、犯罪傾向を知るためにニュースもチェックしておきましょう。セキュリティシステムの導入や防犯対策を強化し、近隣の治安情報にも気を配っておくことが大切です。
【Point4】いざというとき、対応できるように
万が一の災害に備えて、防災グッズを用意している方も多いと思います。ただ、そのまま放置して、何年も中身を点検していない…ということはありませんか。数年前にはヒョイっと持ち上げられた持ち出し袋も、年齢とともに重く感じるようになります。非常時に持ち出せる重さかどうかもチェックしておきましょう。
また、ハザードマップを再確認し、災害時の避難経路や避難場所について、家族と話し合っておくことも大切です。
【Point5】住まいのメンテナスについて
高いところの作業や、ちょっとしたメンテナスはDIYで対応しているという方も、高齢になると、メンテナンスや修繕作業が難しくなってきます。若いころと同じ気持ちで高いところの作業をしていると、思わぬケガにつながることも。今後メンテナンスしやすいようにリフォームを検討したり、外注サービスや行政サービスについても調べておきましょう。
【Point6】住居のカタチも考えておく
住まいの今後についても考えておきましょう。持ち家か、賃貸かによっても、対策は違います。将来的には施設への入居を考えている方は、見学に出かけたり、費用について調べておくと良いでしょう。あなたが亡くなった後、残された人たちが大変な思いをしないように、身の回りの物を整理しておくことも必要です。
【Point7】心休まる空間づくりを
自宅は、安心で心地よい生活を送るために重要な空間です。家族構成が変わり、家のメンテナンスが大変になっているなら、住み替えなども検討してみましょう。また、家具の配置や収納についても見直すことで、生活がぐっと快適になることもあります。自身のライフスタイルに合った住まいを考えてみましょう。
まとめ
住まいを見直す際には専門家の助言を受けることもおすすめです。介護が必要な場合は、要介護認定を受けて、リフォームのための補助金が申請できることもあります。
ここで紹介したポイントを参考に、ぜひ、住まいを見直してみてください。
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