育脳シニアピアノレッスンの教科書 南アルプス市支部 小澤靖子です

シニアの必須課題“お墓問題”

「自分の代で墓じまいしたい」という声も…

嬉しいことがあったとき、もしくはイヤなことが続いた時、「お墓参りに行こう」と思うことありますよね。お墓は、亡くなった方たちとの絆を再確認し、繋がりを守る場所です。

そして年齢を重ねるとともに「自分のお墓はどうしよう」「自分の代で墓じまいをしたい」というような、お墓に関する迷いや悩みも増えます。現代では、お墓のスタイルも多様化しています。

この記事では、現代のお墓事情や、お墓に関する手続きについて紹介します。最後までお読みいただいたら、お墓に関する迷いや悩みが少し軽くなるかと思います。ぜひお付き合いください。

 

【目次】

多様化するお墓のスタイル

やっぱり気になる、お墓の費用

“墓じまい”という選択肢

まとめ

 

 

多様化するお墓のスタイル

お墓には、個人墓、家族墓、寺院や教会の墓地、納骨堂、永代供養墓などさまざまな種類があります。日本ではお墓というと氏が刻まれた石碑が一般的ですが、現代ではそのスタイルも多様化していて、樹木葬や散骨なども浸透しています。

お墓を選ぶ際には、あなた自身やご家族の希望、予算、地域の条件などを考慮しながら検討しましょう。お墓の管理や費用は、あなたのご家族が受け継ぐものです。そういった手続き費用負担にも配慮して、お墓選びをすることが大切です。

 

やっぱり気になる、お墓の費用

お墓を購入するには、土地の取得や許可が必要な場合もあります。また、墓石については、石材や加工によって値段も変わります。購入時だけでなく、お墓を維持管理するために、清掃やお花の手入れ、年間の管理費用などもかかります。お墓を選ぶ際には、将来的な管理費用や手続きを考慮し、予算を立てましょう。

 

“墓じまい”という選択肢

お墓は長い年月を通じて、継承されていくものです。将来のことを考えて継承先を決めることも重要です。近ごろは「自分の代で、お墓の継承は終わりにしたい」と考える方も増えています。ただ、お墓というのは家族の心のよりどころでもあります。“墓じまい”に関しては、個人で判断せず、家族や親しい人と話し合うことも大切です。また、地方自治体の規制や墓地の管理団体の規則も関係するため、手続きや費用も確認しましょう。

 

まとめ

お墓のスタイルが多様化する現代で、自分のお墓をどうするか、受け継いだお墓をどのように継承していくのか…というのは、重要な課題です。お墓は、いずれあなたが生きた証となり、あなたの大切な人たちが、あなたを偲び、絆を感じる場所になります。ぜひこの記事を参考にしながら、ご家族と一緒にお墓について考えてみてください。お墓に関する話し合いは、大切な人たちと、思いを共有することにもつながります。

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