こんばんわ イクノツーリストカフェ web担当
金 康裕です。
日本の大学4年時にカナダに留学することを決めた
僕ですが、もう少しでカナダ行きがダメになる
ピンチに遭遇したことがあります。
卒業できなかもしれない大ピンチがあったのです。
大学時代どうしようもないプレヤーでありましたが
アメリカンフットボール部に所属していた僕は
11月で引退しましたが、卒業論文なんて
何にも準備していませんでした。
英文科でヘミングウェイを専攻していた僕は
彼の作品を一つ選んで、その作品の論文を
100ページかかなければなりませんでした。
提出期限まで、あと一か月。
進行状況 0パーセントです。
だいたい何の作品かもえらんでいません。
とりあえず本屋に行きます。
ヘミングウェイの本がいくつかあります。
その中で即効、「誰が為に鐘はなる」をチョイスします。
何となく和田あき子っぽかったのでという理由だけです。
しかし、英文科なので原文でかかれたものを読まなければなりません。
「さあ、読むぞ」
家に戻り、本を開きます。
「------」
「こんなん訳して読でたら、絶対に間にあうか!!」
ちょっともったなかったですが、本屋にもどり
今回は日本語訳で書かれたものを買います。
しかし、本を読むことと睡眠薬が同じ土俵にある僕は
読んでは眠り、読んでは眠りを繰り返し
1週間後 10ページしか読めていません。
やばい、これは非常にやばい。
あと、3週間 まだ内容さえわかっていません。
そこでひらめき、ビデオレンタルに足を運びます。
映画化されたものをみつけ、持ち帰ります。
映画は好きです。なんとなく内容はつかめました。
やっとスタートラインに立ちました。
ペンをもちます。
1分後 ペンを下します。何を書くか全くわかりません。
時間だけは過ぎていきます。
残り時間 あと三日
残りページ 100ページ。
もう無理や。
でもあきらめたら、その場で留年が決定
カナダ行きがパーなります。
懲りずにまた本屋に向かいます。
学者の人がこの本について
かいた論文がたくさん並んでいます。
「これや!!」
まる写し作戦です。
でもなんといっても100ページです。
時間がありせん。徹夜です。
そして、締切当日というか20分前
65ページ終了。あと、25ページ残り
終了です。留年決定の瞬間が迫ってきます。
しかし、有る言葉が僕にささやきかけます。
「このまま提出してまえ」
大学までダッシュし、残り3分のところで教授の
部屋のドアをあけます。
教授:
「待ってたよ。もう来ないかと思った。どうだった?」
僕:
「大変でしたよ」
未完成だとは口がさけてもいえません。
そして1週間後、論文についての面談の日です。
ドアを開けます。入った瞬間、すべてを悟りました。
ものすごく怒っています。
教授:
「お前、できてないじゃないか?どういうことだ?」
僕:
「ほんとですか?おかしいな。」
教授:
「それからもう一つ」
教授はあるものを机に叩きつけます。
僕がまる写しした本を・・・・・・
教授:
「写しただろう」
僕:
「写していません。本の作者が僕と同じ考えなのでは」
どんでもないことです、その道の第一人者を上からみています。
しかし、嘘であること疑いの余地がありません。
「万事休す。留年決定。おとん、おかんごめん」
と思った瞬間、教授からびっくりするような言葉が
「お前みたいな学生はみたことがない
来年、お前の顔をみたくはない。もう10ページだけ
書いてこい。早く大学から出て行ってくれ」
そこから、30分ぐらいかなり怒られたと思いますが、
卒業できるとわかった僕は何にも聞いていません。
教授:
「何かこいつに言いたいことはありますか?」
となりで黙って聞いていたサブの教授に言います。
サブ教授:
「一言だけ君に言わせてもらう。君はカナダに行くんだってな。
今すぐやめろ。やめて、小学校に戻れ。以上」
この言葉だけは今でも忘れません。
