毎年この時期は、ひなまつりコンサートを周南市のソレイユ生誕地でありますギャラリー三匹の猫で、開催しておりました。今年で11回目。長くお世話になっているオーナーの吉原擁さんが急逝され、お世話になった吉原さんを見送るコンサートを開きたいと県東部担当である歌子さんが尽力し実現したコンサートです。聴いて下さった皆様、三匹の猫のスタッフの皆様、ソレイユメンバーに本当に感謝です。


ソレイユトリオは、もともとこの三匹の猫でのコンサートを頼まれていた吉岡歌子さんにオーナーの吉原さんがヴァイオリンとフルートでコンサートをやってくれないか?とご依頼があり、歌子さんがサックスの甲斐さんにヴァイオリンでどなたかご存知ないか?と尋ねたところ、わたしをご紹介してくださりご縁ができて、そこに脇淵陽子さんもお誘いして

結成された経緯があります。そんなことから、三匹の猫のオーナー吉原さんを、ソレイユの父と呼んでいます。

今年もまたコンサートがあるかなあ?と思っていたところ、ご連絡もなかったので不思議に思っていたのですが急逝のことをSNSで見かけ急いでギャラリーに駆けつけた次第です。


とてもダンディでお洒落でハンチング帽のよく似合う素敵な方でした。後ろの席であったかく見守ってくださり、最後にはブラボーとお声がけして下さる。たくさんの方から慕われ、お客様もたくさんお声がけして下さってました。

ご自身も歌がお上手で、オーソレミーオをソレイユトリオと共演したこともあります。

コンサートの前に、三匹の猫の隣の隣のステーキハウスオックスでステーキをご馳走になるのが日課で、そのステーキの美味しいことといったら😋

今年はステーキないよなあと思っていたのですが、お店の気遣いで連れて行ってもらえました😭やっぱりおいしかったです。

名古屋から人っ子一人知り合いのいない山口に引っ越してきてまだ3年ぐらいの時、ソレイユ結成により活動の場が格段に増えました。

母の代わりとしてお世話になった祖母を自宅で介護し見送ったこと、父を1人で残してきたこと、名古屋での仕事を全部やめて生き甲斐がなくなってしまったこと、名古屋の仲良しのお友達とも会えないこと、趣味のオシャレなカフェ巡りショッピングができないこと、家がオンボロすぎてどこをみても美しいものがないこと等々のため、ベランダに出て外を眺めて毎日泣いておりました。

ソレイユの活動を通じて元気になって、山口の美しさ、気軽に行ける観光地として魅力に気づき始め、山口の魅力を他の県の人に知ってもらいたい、また自分が音楽で元気をもらったので他の人にも音楽を届けて元気にしたいと思いで活動しはじめました。

吉原さんがいなかったら自分はどうなっていたか?それを何度何度も繰り返して心の中でお礼を言っています。今日のコンサートも客席で見守っていてくれてるなと感じました。まだまだご恩返しができていないので、これからも音楽でお返ししていきたいと思います😢

応援よろしくお願いいたしますね💕