こんにちは。
赤ちゃんが第一子を子育て中の保護者のかたは、毎日が新鮮で赤ちゃんの成長を感じることができます。
しかし、毎日楽しいばかりではないことも・・・
赤ちゃんに何かあったら・・・と常に考えている保護者のかたも多いですが、それでは保護者のかたの
心労が心配です。

今回ご紹介するのは、「赤ちゃんが異物をのどに詰まらせたときの対処法」です!
常に赤ちゃんに対して心配しているのではなく、対処法をしっかりと学んでおくことで、何かあった
ときでも焦らず冷静に対応できるようになります。

 

赤ちゃんは、手にしたものを何でも口に運ぶようになります。
自分の指やこぶしをしゃぶったりもしますよね。
口の大きさは個人差もありますが、だいたい直径4センチくらいなので、それより小さいものは特に
誤嚥(ごえん)や窒息の原因になる可能性があることを知っておきましょう!

口が小さいようにのども狭く、自分で飲み込んだり吐き出す力も弱いです。

保護者のかたが目を離した一瞬で起こりうる事故なので、赤ちゃんの症状も覚えておきましょう。
窒息したときは、声が出せなかったり、顔色が青くなったり、もちろん呼吸の乱れがあります。
その時は、すぐに救急車を呼んでください。
救急車が到着するまでは、慌てずに応急処置をしましょう。
窒息が起こってからだいたい3~4分くらいで顔が青紫色に変わり、5~6分くらいで呼吸が止まり
意識を失ってしまいます。
まずは、背中を叩きます。
背部叩打法といい、片手で体を支え、手のひらで顎をしっかり支えながらもう片方の手のひらのつけ根で
背中を叩きます。
つぎに、胸部を圧迫します。
胸部突き上げ法といい、仰向けにし、片手で体を支えながら手のひらで後頭部を押さえ、肺蘇生法と同じ
やり方で胸部を圧迫します。
赤ちゃんの様子をみながら背部叩打法と胸部突き上げ法を交互に繰り返します。

赤ちゃんが飲み込む危険がないかをチェックするのに、市販の誤飲チェッカーを使用したり、また
トイレットペーパーの芯とほぼ同じくらいの口の大きさなので、わざわざ購入しなくても活用できます。

何より気を付けておくことは、赤ちゃんの手の届く場所に誤嚥(ごえん)や窒息の原因になるものを
おかないことです。
日常生活の中で、思わず目を離したすきに赤ちゃんに迫りくる危険を回避してあげ、また誤嚥(ごえん)や
窒息の場合には適切な対処方法を認識しておくことを心がけましょう!