こんにちは。
赤ちゃんにとっての初めては、たくさんあります。
もちろん一人ではできないので、保護者のかたや祖父母と一緒に!
保護者のかたにとっても、第一子であれば初めてのことなので、赤ちゃんと一緒ですね。

今回ご紹介するのは、「お食い初め」です!
保護者のかたも、赤ちゃんのときにご両親や祖父母と一緒に経験しているとおもいますが、
なんせ生後100日のことなので覚えていないのは当たり前ですが、お写真などで
思い出が残っているのではないでしょうか?!

お食い初めとは、いったいどんなことをするのかご存知でしょうか?!
一般的に、生後100日祝いと呼ばれる生後100日をお祝いすることです。
なんと、平安時代から行われている歴史ある伝統行事なんです。
「一生食べることに困らないように・・・★」と、赤ちゃんの健やかな成長を願います♪


☆ お料理 ☆
生後100日といえば、まだ母乳やミルクを飲んでいる時期ですよね。
では一体、生後100日の赤ちゃんが何を食べるの・・・?とおもわれた方もいると
おもいますが、赤ちゃんは食べません!
赤ちゃんに食べさせる真似をするのです。
お料理は一般的に、おさかな(鯛)やお赤飯、汁物や煮物、香の物の5品を準備します。
吸う力が強くなるように・・・と、汁物はお吸い物が多いです。

☆ 食器 とお膳 ☆
お食い初めの食器にも、男の子と女の子で違います。
男の子は、内側と外側が朱色で、女の子は外側が黒色で内側が朱色の御膳を使用します。
御膳の高さにも違いがあって、男の子はあぐらで食事をするため低く、女の子は正座で
食事をするため高くなっています。

☆ 祝い箸 ☆
両端が細くなっている柳でつくられたお箸のことです。
一方は神様、もう一方は人のためにつくられた縁起物。

☆ 歯固め石 ☆
石のように丈夫な歯が生えますように!という願いをこめて♪
一般的には、お宮参りのさいに神社からもらいます。

☆ 順番 ☆
お赤飯→お吸い物→お赤飯→おさかな(鯛)→お赤飯→お吸い物の順番を3回繰り返します。
次に、歯固めの儀式として、歯固め石に軽くお箸をあて赤ちゃんの歯茎に優しくあててあげます。

そして、お食い初めで赤ちゃんに食べさせる役は「養い親」が一般的で、祖父母にお願いすることがおおいです。
歴史ある伝統儀式ではありますが、地域によってもお料理の内容が違ったりもしますし、祖父母の予定が
あわなかったりすることもあるので、あまり形式にとらわれる必要はありません。
今では、お食い初めセットがネット通販などでもたくさんみかけます。
ご自宅でゆったりとお祝いできるので人気です。