0歳児の赤ちゃんは、まだ言葉の意味が分かりません。

今日は言葉が分からないうちから始める「語りかけ育児」の重要性について見ていきます。

知り合いのママさんから聞いた話になりますが、生後間もない頃から夫婦の中で、どんな事でもお子さまには語りかけながら行動をしていたそうです。特別、意識的に語りかけを行おうとしていた訳では無かったそうですが、気づくと習慣として身についていた様子。

その効果もあってからか、お子さんが声を発するようになったのも早い方だったそうです。また、成長してきたある日、お出かけしようか~とお子さまに語りかけると、自ら靴下と帽子を持ってきたそうです。そこで成長と共に、語りかけの大切さを痛感したと伺いました。

このように語りかけ育児は言葉そのものを育てるだけでなく、お子さまが温かい関係の中で自分は大切にされていると愛情を感じ取り、その結果、自己肯定の感覚を十分に持てるようになることに繋がります。更に親子間のコミュニケーションの機会が増えることで、パパやママとの信頼関係が高まります。

もちろん、言葉の発達や語彙力が増えるという重要性もあります。言葉の習得するには、どれだけ言葉のシャワーを浴びてきたか、また自分で喋りたいという気持ちが必要です。テレビを付けっぱなしにして、家事と並行してお子さまを見ているご家庭も少なくないと思いますが、言葉の発達の為には、やはり生の声で自分に向かって語りかけてくれているという実感が赤ちゃんには重要です。

自分で喋ることができない時期でも、赤ちゃんはしっかり大人の言葉を聞いています。それにより脳が反応しています。

ですので、言葉を話しだす前から語りかけを行うという事はとても大切な事になるのです。

赤ちゃんの脳の中では大人の言葉が刺激となり、神経細胞の繋がりが作られていきます。

お子さまが自分で言葉を発するようになる為の大事な基礎になりますので、できるだけ沢山の言葉をはっきり聞かせてあげてください。

赤ちゃん言葉にする必要はありません。大人の言葉で語りかけること、大人の会話を聞かせてあげましょう。

積極的に語りかけ育児を行うことで、将来お子さま達は言葉の理解ができるように成長し、更に論理思考を促すための知育にも繋がりますよ。