4歳から5歳児 になると、観察力や考える力がついてきます。
年長さんに成長して周りのお友だちや大人の事、状況がきちんと見えてきています。 また、語彙力も増えてきているので、自分の気持ちや感情を相手に伝えるための言葉を上手に使えるようにもなってきています。
そんな時だからこそ、育脳と知育を考えて、しかけ絵本を選んでみませんか? 今日は4歳から5歳頃のお子さまにおススメの人気しかけ絵本をご紹介してきます。 ぜひ参考にしてみてください♩
さくら保育園には怖いものが2つあります。 ひとつは押し入れ。 もう1つはねずみばあさんです。
ある日、さとし君とあきら君がなかなかいたずらを辞めませんでした。 すると先生が押し入れに閉じ込めます。中に閉じ込められた2人は「せんせい。ごめんなさーい。」と泣き出してしまいます。 その様子を見つめる子どもたちは押し入れが怖くなります。
しばらくして、先生が2人を押し入れから出すと、「せんし、ごめんね」と謝る二人。他の子ども達もホッと安心した様子です。
「ねずみばあさん」は、先生たちが演じる人形劇の登場人物です。 ねずみばあさんが猫を一睨みすると、たちまち動けなくなってしまいます。 さらに、動けなくなった猫を晩御飯にして食べてやると言うので、子ども達はもう恐ろしくて仕方がありません。
このしかけ絵本のストーリーは、保育園から一転。 ねずみばあさんの住む空想の世界まで広がっていきます。 現実の世界と空想の世界を通して、大人にも子どもにも何かを省みる機会を与えてくれることでしょう
想像の世界に対して、「ありえないこと」と分かっていても、どこかで信じることができるのがこの頃のお子さま達です。
もしかすると、このような絵本の世界に入り込める深さと言ったものは、4歳から5歳頃が一番深いのかもしれません。 色鮮やかなイラストに魅了されたり、言葉の意味やリズムに面白さを感じたりなど。 知らない世界に触れる事で、メッセージ性をしっかり感じることもあります。
大人としては、ページをめくるたびに広がっていく絵本の世界観、楽しさに触れてほしいものですよね。 中には口答えするような時もありますが、まずはお子さまの言葉に耳を傾けてみてください。 絵本も同様です。
お子さまの絵本の選び方や読み方、楽しみ方を尊重してあげることが大切です。 |
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