4歳児の子どもは幼稚園や保育園への登園するようになり、集団生活ができるように成長していきます。

また、そこで触れ合う人に対しても興味関心を強く持つようになり、大きく成長しています。

身体も心も急成長している4歳児。

お兄さん、お姉さんにもなっていれば、急に大人びた事を発してみたり、かと思えば急に甘えてぐずりだしたり…

まだまだ成長過程の中なのですので、実は本人が一番戸惑っているんです。

そんな成長期だからこそ、この時期に読む絵本の存在はとても大きいです。

今日はおススメの絵本をご紹介してきます。



・いろいろなきもちに出会える絵本

「くれよんのくろくん」

主人公のくろ君は優しくて大人しく目立つようなタイプではありません。

ほかの色のくれよんは、そんなくろ君を相手にしませんが、実はとても大切な存在だと気付いていくのです。

シリーズを通し、ほかの色が登場していきます。

そこでは共に協力し合い、何かに取り組んだり解決したりするところが魅力的です。

きっと4歳児ならでは、お友達との関わり合いについて学ぶこともできます。



・想像の世界を味わえる絵本

「おさるのジョージ どうぶつだいすき」

おさるのジョージが、黄色い帽子のおじさんといつもの動物園ではなく、サファリパークに行くストーリー。

サファリパークの車で移動中、身を乗り出したジョージがそのまま落ちてしまい迷子になってしまいます。
この後はどうなる?!どきどきしながら次の展開を想像させます。

さまざまな珍事件を巻き起こすジョージですが、最後はみんなでハッピーエンドといった楽しい内容です。

読み終わればお子さまも安堵と幸せな気持ちに包まれるこの絵本です。


・好奇心をたいせつにさせる絵本

「おへそのひみつ」

おへそってなんだろう?おなかのかざり?どうしてひとつ?

おへその役目とママから受け継がれるイノチの素晴らしさを楽しく学ぶことができます。

イラストも豊富で、とても分かりやすく工夫されています。

好奇心も抱かせ、また、生まれてきたことへの感謝の気持ちも沸くような絵本です。


4歳児は心身ともに成長中です。

お子さまの中に芽生えてくる様々な気持ちに対応してあげられるよう、いろいろなジャンルの絵本を読んであげてくださいね。