育毛においての毛周期やヘアサイクルについて | 育毛・発毛情報ブログ 国内外の最先端の育毛法で薄毛を解決する方法を紹介

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2012年09月26日
テーマ:ブログ
抜け毛や薄毛に悩むと一般的に不安になるのはストレス、男性ホルモン、遺伝などになると思います。これらの要素が髪に与える影響は確かに無視できません。ですがそれ以上に皆さんが着目をしていないのが髪のヘアサイクルによる脱毛や薄毛です。このような抜け毛が一年の中で増加するのが秋です

以前に書いたブログにも人間は犬や猫と同じように毛が生え換わります。ただその周期が1年ではなく健康な髪の状態で6年から7年に一度といわれております。成長期を終えた髪は休止期に入り、それまで髪の主成分となる血液中のたんぱく質の供給を停止することで意図的に髪の毛根側の毛先を細くすることで抜けおちる準備をします。

多くの方が自らの抜け毛を見て、毛球が小さくなっていることが薄毛の危険信号のひとつだと耳にしたことがあると思いますがそれらの抜け毛であっても髪の成長の異常ではなく正常な抜け毛である可能性があります。ところがこのような抜け毛を見ると不安が増長するのは理解できます。ですがそれらの不安が悪循環になっているのも事実です。

ご自身の子供のころの写真を見てください。0歳、1歳、2歳。その3枚の写真を比べた時に1年置きにどれほどの髪が生えているでしょうか?
生まれたばかりのお子さんはほとんど髪がなく全体の30%から40%程度の本数しかないと思います。この年齢で今と同じ本数の髪が生えているお子さんは全体にいません。

次に0歳から1歳に間にどれほどの割合で髪の本数が増えているでしょうか?0歳に比べれば圧倒的に髪が増えていたとしてもきっと現在と比べれば全体の6割程度の本数しかないと思います。

2歳から2歳半くらいの写真をご覧いただければきっとご自身が髪の事を心配しなかったくらいの本数とかわらない状態になっていると思います。

人間は生まれた段階で犬や猫のように毛で覆われて生まれてはきません。さらに生え換わりの周期は1年ではないのでペットを飼っている方ならお分かりのように一年に一度、髪が一斉に抜けるようなことはおこりません。

仮に生え換わりの周期が7年と仮定します。生まれたばかりの時に生えていた30%の髪が生え換わりの時期を迎えるのは7歳。0歳から1歳の間に増えた30%の髪が生え換わるの8歳。1歳から2歳の間に生えた40%の髪が抜けおちて新しく生えるのは9歳になります。2歳以降に生えた髪はあることを考えれば人間は常に一定の本数の髪が常に生え換わっており、平均して全体の14%が常に生え換わっているとされています。
その中でも一定の年齢。7の倍率で考えた場合、生まれた時に生えていた30%の髪(7歳、14歳、21歳、28歳)をひとくくりとします。

1歳までに増えた30%の本数の髪は(8歳、15歳、22歳、29歳)。

2歳までに増えた残り40%の本数の髪は(8歳、16歳、23歳、30歳)の時に生え換わります。

そうなると20代という1年をとってみても髪が生え換わる時期がもっとも活発に起こるのは(21歳、22歳、23歳、28歳、29歳)の時で以下の年齢の時(20歳、24歳、25歳、26歳、27歳)には生え換わる髪が圧倒的に少なくなります。

仮に21歳から23歳の間に急激に抜けたとしても24歳から27歳の間には髪が抜けることなく大半の髪が成長期の真っただ中にあります。一時的に大量の抜け毛や状況の悪化が起こったとしてもそれは起こるべきして起こる抜け毛あり、必要不可欠な体の反応となります。これを理論上止めることは不可能です。

どれだけこのような髪が抜けおちたとしても新しい髪が生え出るので退行期の3,4週間、休止期の3カ月の髪の成長の停止は問題のないことです。

ところが今、あげた例はもっとも健全な状態のヘアサイクルとなります。さきほど7年の周期で計算した髪の生え換わり。この周期は様々な要因によって短くなってしまいます。年齢や喫煙、飲酒による血管の収縮。偏った食生活により、血中内の中性脂肪やコレステロールの増加によって血行不良。

これらは加齢や生活習慣が原因で誰にでもおこります。普段の生活の乱れが段階的に体に与える影響によって序々に髪の成長期は短くなり、休止期は長くなります。


ストレスや男性ホルモンなどもヘアサイクルに与える影響は否定できません。血行不良も意識して対処をしていくことはとても大切です。男性ホルモンにはプロペシア成分のフィナステリドによっての抑制できることが確認されております。血行不良はミノキシジルやレーザー、低周波などによって改善を図れます。所が一度周期が短くなってしまったヘアサイクルを再度、長期化させるというケアや成分はこれまで存在しませんでした。

元々7年の成長期で髪が成長し、3カ月の間、髪の成長を休んでいた毛根が様々な影響によって成長期が4年、休止期が9カ月となっていた場合、先ほどと同じような計算で年齢を当てはめてください。

0歳の時に生えていた30%の髪、1歳の時までに増えた30%の髪、2歳になるまでに増えた40%の髪。髪の生え換わりが4年に一度になってしまうと毎年全体の30%以上の髪が常に退行期という髪の成長を止めているか抜けているかの状態になります。

これらに加えて髪が抜けおちた後、以前は髪が生えていた隙間を皮脂やシャンプーカス、それに老廃物などが占拠してしまった場合、休止期を終えて弱弱しく生えだす髪はそれらの阻害要因に邪魔をされ、生え出ないまま、生長せず、毛根の中で芽のままとどまってしまします。

毛穴をきれいにする基本的なケアの重要性は生え出ないまでも毛穴に残っているその髪の芽が生えだすような環境を整えるためです。育毛剤や育毛器などを使用するのはきれいになった毛根にできた隙間から髪の成長に必要な血行促進成分を補給することで髪の芽の成長を補助するためです。植物を育てる際の水は育毛剤であり、レーザーや低周波は太陽となります。

ここまではどの育毛サロンや発毛クリニックも提唱していたものです。毛穴や頭皮の安定化は植物で言う土俵を整えるのと全く同じです。ですがこれまでにご自身が送ってきた生活習慣やストレス、男性ホルモン、血行不良などが原因で短くなってしまった髪の生え換わりであるヘアサイクルを改善させる直接的な成分というのはありませんでした。

以前お話をしたEGFのようなグロースファクターはそのようなヘアサイクルの成長期を伸ばし、髪を生えだせずにいた休止期が長期化していたものを以前のようなサイクルでいち早く成長期に戻す役割をする成分となります。
現在対処が可能とされる男性ホルモンや血行不良に対する対策。これらは個人差がある髪の成長の問題のひとつです。

そこでひとつ伺います。髪のヘアサイクルが現在の問題のひとつだと考えたことがありますか?これまでに薄毛の原因のひとつとしてどこかのサイトでヘアサイクルの改善をすすめる内容の書き込みや文書はありましたか?もしあった場合それに対する対処方法書かれていましたか?

最近注目をされているグロースファクターのEGFによるケアを勧めるのは男女を問わず、脂漏性、ストレス、男性ホルモン、加齢、円形脱毛症。原因はなんであれ、年齢を重ねれば誰もが肌のターンオーバー(肌の再生)にようする時間が長期化し、たるみや皺に悩むように、髪の場合は髪のヘアサイクルが短縮化すればその分常に髪は弱弱しく生えてしまいます。

これから秋に向けて、ヘアサイクルや毛周期による抜け毛が特に増加しますので注意してください。