っぅ//////。。
俺は言いかけた言葉を詰まらせてしまった。
やぁやぁわりぃわりぃ。
打ち合わせ長引いちゃってすまん!
それよりも大事な話があるんだけどさぁ…
何故か得意気に、そして少々顔をほころばせながら翔さんが饒舌に話し始めたところで、
相葉さんがすごい顔で翔さんを睨みつけていることに気づいた。
翔ちゃんごめん。
ちょっと黙ってでももらっていいかな?
にの。にのの気持ち聞かせてよ。
いや、雅紀、俺はお前らの為にだな…
……って、え!!にのの気持ち!?
翔ちゃん。
相葉さんがなだめる様に翔さんを見つめると、
俺達2人の状況をやっと飲み込んだ翔さんは、
本当に小さく、失礼しましたと行って部屋から出て行った。
にの。
再び相葉さんの熱い視線が俺の顔をさしてくる。
言いたい。俺も好きだって今すぐ伝えたい。
…のに、出鼻をくじかれた俺は言葉を詰まらせついた。
言えよ俺!ずっと好きだったじゃないか。
これを逃したら次はないぞ。
恥ずかしいなんて思ってる場合じゃない。
よし…
っぉれも、
てかにのも俺のこと好きだよね?
よく考えたらそうじゃね⁉︎
俺なんで今まで気付かなかったんだろ。
ねぇそうだよねぇ?バカだなー俺。
にの、気付かなくってごめんね♡
はぁ〜。
雰囲気ぶち壊しの相葉さんに一気に怒りが湧き上がった俺は、小さくため息を吐いてつかつかと相葉さんに近付き、
お前なぁ!と思い切りみぞおちにのパンチを食らわせようとした。
したのだけれど。
気付くと俺は相葉さんの腕の中にいた。
見た目は細いのに、抱かれると逞しくて男らしい腕だってわかる。男の相葉さんの腕。
びっくりして、恥ずかしくて、顔から火が出るかと思うくらい一気に身体中熱くなった。
恥ずかしくて咄嗟に腕を振り払おうとしたけれど、無理だった。
理由は二つあって、一つ目は相葉さんが物凄い力で俺を抱きしめていたこと。
二つ目は、相葉さんが泣いているのがわかった瞬間俺も泣いていて、全然力が入らなかったこと。
嬉しかった。
ただただ嬉しくて、幸せで、すっごくあったかい気持ち。信じられない気持ちも、恥ずかしさももちろんあるけど、それ以上にずっとこうしてたい、もっと強く抱きしめて相葉さんって、心の声が漏れそうになった。
ばぁか。俺の気持ちも言わせろや。
これ以上ないってくらい幸せなのに、
俺の口からは可愛げのない言葉がぽつり。
そんな俺に相葉さんは、
もう我慢できないって言ったでしょ。
なんて、相葉さんらしいせっかちな言葉をくれた。
ふふっ。
くふふっ。
幸せだなぁ。なんか、この人に俺のすべてをあげたくなってきた。
誰かにこんな風な気持ちを抱いたのは始めて。
全部あげたいけど、
まず最初はこれかな。
相葉さん、好きです。
俺をぎゅーぎゅーに抱きしめていた相葉さんが更に強く俺を抱きしめたかと思ったら、
今度は俺の顔の前に相葉さんの顔がきて、
きたと思ったら相葉さんの熱い唇が俺のと重なった。
甘くて甘くて。熱くて熱くて。
こんなキス、生まれて初めて。
あぁ、相葉さん。好き。
これから相葉さんと、何がどう始まるのか見当もつかないけど、これだけはわかる、
俺は、相葉さんのとなりにいる限り絶対幸せ。